【青葉城西】狂った頭にメスを入れましょう【悪女主】

９話 ページ11

「お、おい…何やって…」

美「え、秀先輩？な、なんで？」

矢「春川、お、お前…」


まあ、驚くわな

可愛い後輩マネが信頼してる先輩マネに尻餅つかせてるところなんて


それに矢巾はヒロインさんのこと、信じてた方でしょう？




…これは、誰が見ても春川さんが加害者。


でもまあ、

私はもっと楽しみたいって言ったよ？

こんなので潰れちゃったら私が困るのよね



未だにテンパってる春川さんと眉間に皺が寄ってきている矢巾に側から見たら放心状態の私。



…あははは！

私、こう言う修羅場大好きなんだよ！



きっと矢巾は誰かに言われて来たんでしょう？


…こんなに遅いと、誰か来ちゃうんじゃないの？




「矢巾〜遅いぞ〜…って…え？」
「マネ呼ぶだけでどんだけ時間かかっ…は、春川？」
「どうした？……は？」


美「みなさん……？え、嘘…」



ほら、言った通りでしょ？


及「春川ちゃん？何やってんの？」

…コレは、ちょっとやばいかもね


及川のこんな低い声、いつぶりだろ…


美「徹先輩！こ、これはぁ…そn『わ、私が勝手に転んじゃって…ごめんね、練習止めて…』…そ、そうなんです！もぉ、先輩！なんで早く言ってくれないんですかぁ」

言い出す時は少し自信なさげにするのがポイント

下手に信じられるのも困るからね


まぁ完璧にこっちのせいにする春川さんには呆れるけどね

『え、ご、ごめんね』


及「フーン…そっか！じゃあ練習始めるよ」

及川は完全に春川さんにはつかなのかな


金「はい！」


ちゃんと返事する金田一めっちゃいい子だわ…


何人か納得いかない顔してたけど、戻ってくれた。

春川さんはほっとしてるけどこんなことで満足しちゃうなんてまだまだだね


美「たまには役に立つじゃない。…早くドリンク作りなさいよね」



ふふふ！あぁ面白い！


私はこう言うのを求めてたの！



…ねえ、もっと私を楽しませて？

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