ー29ー ページ32
ーAsideー
次の日目を覚ますとリヴァイさんが
書類を見ながら眉をひそめていた。
あれ?いつ帰ったんだろう…
貴「おはようございます」
とりあえずベッドから体を起こし挨拶した。
リヴァイ「あぁ。A」
リヴァイさんこちらに歩いてきてベッドに腰をかけた。
リヴァイ「……昨日、ウォールマリアが陥落した。」
え?今なんて…
貴「ど、どういうことですか…?」
リヴァイ「昨日、俺たちが壁外調査中に
シガンシナ区に超大型巨人が出現し、
扉が破壊された。」
シガンシナ区!?
貴「そんな!嘘ですよね!?」
リヴァイ「嘘じゃねぇ、落ち着いて聞け。」
エレン、ミカサ、アルミン…
頭の中が真っ白になって
涙が溢れた。
リヴァイ「……」
貴「うぅっ…エレン、ミカサ、アルミン…っ」
泣きじゃくる私を何も言わずにリヴァイさんは抱きしめてくれた。
エレン達は無事なのかな…
もし、巨人に食べられてたら…
色々な考えが駆け巡る。
リヴァイ「…」
リヴァイさんは私の溢れ出る涙を手で拭ってくれた
リヴァイ「お前の大事な友達を、
守ってやれなくて悪かった。」
貴「エレンたちは生きてます…」
エレン達はきっと生きてる。
またきっとどこかで会える…
今はそう信じることしか出来なかった
リヴァイ「…」
リヴァイさんはそんな私の傍に寄り添っていてくれた。
私は巨人がどうやって人を食べるのか知らない。
けど、私の大事な人を危険な目に合わせたんだ、
許さない。
もっともっと強くなって
一匹残らず削いでやる。
.
.
186人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
那月(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます!嬉しいです!こんな駄作で宜しければ是非お願いします(*´∀`) (2020年10月19日 15時) (レス) id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 作品を読んで感動しました!作品を参考してよろしいですか?? (2020年10月19日 10時) (レス) id: 243dd4bfbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:那月 | 作成日時:2020年7月16日 2時