【六十三話】少しでも ページ4
A「___と、いう事なんです。」
家康「姫花、という奴は…とても酷いな…」
A「ですから、置いてはくれませんか…?」
佐助の事は、話さなかった。その事は自分でも分からないが。
すると、家康さんは難しい顔をして私はその答えを待っていた。
しばらくたって、家康さんが笑ってくれた。
家康「分かった……お前を信じよう!」
A「!……ありがとうございます。」
家康「ただし!」
A「はい?!」
あーもう、家康さんには驚かされる事ばかりだ…。
返事だっておかしくなってるし…。あ、話聞かないと。
家康「ただし……悩みは、ちゃんと話せ。」
A「…う、ぐぁッ……うぅぅッ……は、い……ッ!」
正直、家康さんとは四、五回会ったぐらいなのに。
こんなに安心できるとか、おかしいよ。私は、どのくらい馬鹿なんだろうか。
小さな事で抱え込む私を、東軍に置いてくれるし。
家康さんは、本当に心が広い人だ。だから、皆に信頼されてるんだ。
皆からの期待や信頼を、背負って生きているんだ。
私なんかよりも、私が背負っているものよりも、重いんだ。
そして、私からの期待も背負おうとしている。
私は、つい家康さんの手を掴んでしまった。
家康「え、と……A?どうしたんだ?」
A「家康、さん……貴方が背負うものを、少しでも軽くなるように、私も努力しますから……っ!努力しますから、少しでも楽に生きてください……っ!」
家康「……………A……」
家康さんに名前を呼ばれて、ふと気づいた。
こんな私に言われても嬉しくないじゃないか___。
そう思い、急いで掴んでいた手を離し苦笑した。
A「ご、ごめんなさい家康さん……こんな私に言われても、嬉しくないですよね。」
家康「………いや、嬉しい。」
A「………え…?」
私が、小さな言ノ葉をもらした時には抱きしめられていた。
そして、顔は見れなかったが、その気持ちと言ノ葉だけで分かった。
家康「ありがとう、A……頼らせてもらう…」
A「………はい……どんどん、頼ってくださいね。」
家康さんの気持ちが落ち着くまで、私は静かになだめていた。
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弧欄 - やばい
泣いた
そして、姫花ムカつく嫌い (2016年11月17日 21時) (携帯から) (レス) id: 7b1e765a3f (このIDを非表示/違反報告)
ぱあや - 次はいつ頃できそうですか?? (2016年10月8日 23時) (レス) id: eddc1d3a4b (このIDを非表示/違反報告)
麗月(プロフ) - 一年ってたつの早いなぁ…。佐「年とった?」ちょっと引っ込んでてくんね?← 佐「ひどい!!」高校生活も2年目を迎えますわ…。はぁ。 (2015年3月8日 12時) (レス) id: 82a6600812 (このIDを非表示/違反報告)
勉強ヤバイ← - 麗月さん» お久しぶりです!大吉引いたのに、インフルエンザや怪我をしました!でも学校は楽しいですねw (2015年1月31日 9時) (レス) id: 10d60a43f2 (このIDを非表示/違反報告)
麗月(プロフ) - お久しぶり!覚えてるかな〜?スマホからだからID違います、麗月でーす( ̄▽ ̄) 政「Ha!!久しいな!」 中1生活も終盤ですが、いかがでしょう?← (2015年1月21日 21時) (レス) id: 82a6600812 (このIDを非表示/違反報告)
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