−７９− ジンSIDE ページ36
ドォォォォン
さっきよりもラフィーナＡ０の動きが鋭くなった
ルイでも歯が立たずに押されている
だが、動きがあまりにも荒々しすぎる気がする
僕は恐る恐る回線を彼女のポットに繋いだ
ジ「な…！」
A「どいつもコイツも…！」ギラッ
頭を押さえながら目を見開いて唸っている
この光景、僕は５年前に目撃したことがある
５年前のアルテミスでユウヤがの精神が暴走した時に見たんだ
ユウヤの時とは違う何かが彼女の中にある
彼女は精神だけでなく、命すら危うい状況にあるんだ
ジ「A！これ以上オーバーロードを使うな！
君はここで死ぬんじゃない！君には、やるべきことがあるはずだ！」
A「やるべき…こと…、…つぁ！」
彼女は僕の言葉に反応したと思ったら再び暴走した
彼女は自分の意志で戦っているんじゃない
オーバーロードの影響で脳が言うことを聞かないんだ
何とかして止めなければ大変なことになる
直接彼女のポットを開いて止めに入るしかないのか…
A「・・・・・い。」
ジ「A…？」
A「もう戦いたくない！何も、壊したくないのよ！」ポロッ
彼女は自分に逆らうように泣きながら叫んだ
自らの脳にやめろと叫んでいるのだ
するとラフィーナＡ０は空中を無造作に動き回った
彼女はポットを使わず、直接LBXを操作する方に切り替えたんだ
ル「A！今の体で直接LBXを操作してオーバーロードを使用すれば、
脳の機能と心肺が停止するぞ！」
ジ「な、何だと…。」
ルイの言ったことが脳裏に焼き付いた
「心肺停止」それは死を意味する言葉だ
彼女が僕の前からいなくなるというのか…？
僕は、そんな現実を受け止められる自信などない
A「私はなぜ、破壊することを望んだの…？」ポロッ
彼女の声は言葉を発するごとに小さくなっていく
大粒の涙を流しながら自分を制御しようとしている
僕はこのままでいいのかと思い、司令室から出た
向かうべき場所は、彼女がいるコントロールポットだ
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ジンはちゃんとAさんが好きなんだなﾟ+o｡｡o+ﾟ♡ﾟ+o｡｡o+ﾟ♡ﾟ
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クラウン - はい！頑張って書かせていただきます！(｀・∀・´) (2014年1月4日 22時) (
レス) id: 1e4a0158ee (このIDを非表示/違反報告)
時姫 - いつも読ませていただいてます。次回作がとても楽しみです！頑張ってください！！ (2014年1月4日 19時) (レス) id: f13c5666e4 (このIDを非表示/違反報告)
クラウン - そうですか、なんだか申し訳ありません。ハッピーにします、続編はもちろん！ (2014年1月4日 18時) (レス) id: 1e4a0158ee (このIDを非表示/違反報告)
クラウン - しません、神に誓ってでも(｀・ω・´) (2014年1月4日 18時) (レス) id: 1e4a0158ee (このIDを非表示/違反報告)
レニカ - なんか…楽しみにしてたのにショックでした。続編があるとはいえ、こんな終わり方は…。続編はもっとハッピーなないようになるようにしてくださいね。 (2014年1月3日 20時) (レス) id: 279bbfc8f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アース/クラウン | 作成日時：2013年11月30日 23時
