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切「A先生どこに
行ってたんスか？」
私が保健室のドアを開けると、
そこにはイスに座っている
切原くんの姿があった。
「もしかして探してた？
ごめんね…。
中庭にあるベンチで
ちょっと本を読んでたの」
切「本？」
" これよ "
と、持っている本を
切原くんに見せた。
丸「テニスの本か」
「きゃあっ」
って…丸井くんか。
びっくりした。
ジャ「急に声かけたら
びっくりするだろう」
丸「悪い悪い」
なんて言ってるけど、
悪びれた様子がない丸井くん。
それも彼らしいか…
なんて思ったり。
切「本なんか読むより、
俺が教えるっスよ！
実践っスよ、実践！！」
「ふふっ」
切原くんも同じこと言ってる
と思ったら
なんだから笑いが出た。
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作者名：alicexxx0508 | 作成日時：2018年9月24日 22時
