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「そこの長椅子に
座って待っててね。
すぐに消毒するから」
私は机にバッグを置き、
すぐに消毒液とコットン、
少し大きめの絆創膏を取り出し
くせっ毛くんの元に行った。
「少し染みるけど我慢してね」
？「ウィーs…って
いってええええええー！！」
" ううう… "
と、涙目になるくせっ毛くん。
いくら男の子とはいえ、
やはりそこは中学生。
うん、痛いよね。
私は最後に絆創膏を貼り、
小児科にいた時に
よくやっていたように
" よく、頑張りました "
と言ってくせっ毛くんの頭を撫でた。
？「えっ？」
「えっ？
あ、ごめんなさい。
小児科にいた時に
よくやっていたからつい…」
思わず癖でやっちゃった。
？「確かお前さん、
ここに来る前は小児科の
看護師をしていたって
言ってたのぉ」
？「そういや昨日柳先輩が
言ってたっスね」
あれ？
私が看護師していたこと
生徒に話したことあったかな？
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作者名：alicexxx0508 | 作成日時：2018年9月24日 22時
