私とテニス部 (ページ13)

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「ふわぁぁぁ…」

んー…もう朝か。正直まだ眠い。

そしてなんか身体中が痛い。

あ、そっか、そういえば昨日、
リョーマくんにテニスを
教えてもらってたんだっけ…。

あの後やってみてって言われて
やってみたけど、
変な方向に飛んで行ったりしてたな。

自分のセンスのなさに
苦笑いをして、
着替えて一階に降りた。

南「おはようAちゃん」

「おじ様おはようございます」

リビングには
新聞を読んでいるおじ様こと、
リョーマくんのお父さんである
南次郎さんがいた。

南「まだ眠そうな顔してるね～。
どうせリョーマのやつに
しごかれたんだろ？」

「あはは…まあ…」

そのおかげで
全身筋肉痛ですけどね(泣)

凛「あらAちゃん、おはよう」

「おはようございます」

凛「すぐに朝ご飯用意するわね」

そう私に言ってくれたのは、
リョーマくんのお母さんであり
おじ様の奥さん。

とても料理が上手くて、
優しいおば様。

こんな私のことを
いつも気遣ってくれて
第二のお母さん的存在の人でもある。