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「ただいまー」
なんて言っても返事はなく…
なんてシリアスな展開もなく。
「おかえりA〜！！
ネェネェ、立海はどう？楽しい！？」
いつもの如く(親バカではなく)バカ親が待っていた。
「中学生かわいいんじゃないの？
あーあの頃はAも可愛かったのにねぇ〜」
娘を実験台にはするものの、結局はこのようにただの親バカなのである(どっちだ)
その前に『あの頃は』ってなんだ『あの頃は』って
「まあまあかな。友達ったって一人しかまだできてないしそもそもそいつ(髪色とか)変な奴だし」
愚痴りながらソファに座って青い鳥開く。
そんでもって立海テニス部を探る。
まあSNSとかやってないかもだけど。
「えっ！？A友達できたの！？ウソ…予想より早かった…」
緑のフキダシで父に何かを報告している母を横目に自分の部屋に移動。
今日は親興奮してるな。
「おっ」
いるじゃんかちゃんと。中3のテニス部。
つっても‟仁王雅治‟,‟JACKAL‟二人しか出てきてないけど…
いやジャッカルて……
とりま両方フォロー押しとく。
返ってくるだろか？
「新しいご学友ができたと聞きましたよA様」
「うおぉお！？！？
あ、あぁはい一人だけですけどね…(笑)」
「申し訳ございません、驚かせるつもりはなかったのですが…」
「あいや、気にしないでください！！」
そしてこちらの敬語の方、うちの唯一のお手伝いさん(世間では執事と言うらしい)。
学者とはいえ文科省から充分金はもらっているものですからね…ちょっとした金持ちというか…
いや決して自慢ではない。
そうだから不便だということも多々ある。
まぁそれでこのお手伝いさん、シゲさんと言うんだけども若い男の人かなぁと期待したっしょ？
いやそんな少女漫画みたいなのないから。
普通にいいおじいちゃんだから。
「洗濯物用バスケット、もう下げてもよろしいですか？」
「あ、はいお願いします」
シゲさんはバスケットを持って部屋から出て……
「あのーシゲさん」
行くところを引き留める私。
いやこんな事この人に相談してどうすんだと自分でも思うけど…
「どうかなさいましたか？」
「えーとー…また今の学校でもテニス部の手伝いでもしに行こうかと思ってるんですけど…迷ってて…」
なんか白目なるくらい恥ずかしい。何言ってんだ私。
シゲさんは一瞬驚いた顔をしたが
「なんでも挑戦、ですよ。A様」
すぐにそう言って微笑んだ。
どんだけいい人なん
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幽霊部員(プロフ) - 全然更新できずすみません……コメントありがとうございます！！！頑張って続きかきます(笑) (2021年1月7日 15時) (
レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
財堂若也 - おもしろいですね！な、夏ちゃん？？と思いながら見てます！合宿のお話、楽しみにしてます！ (2020年12月12日 12時) (レス) id: f43141c8eb (このIDを非表示/違反報告)
平部員(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます(´;ω;｀)夏ちゃん嫌な奴になりすぎないよう努めます、、、！！ (2020年11月5日 1時) (レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - とても面白いです！夏ちゃんいい人のように見えて怖いですね、、、ヒロイン頑張って欲しいです。 (2020年11月4日 10時) (レス) id: a8b7d730eb (このIDを非表示/違反報告)
平部員(プロフ) - 白さん» ありがとうございます、、！！励みになります、更新遅いですが頑張ります(笑) (2020年9月12日 22時) (レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽霊部員 | 作成日時：2017年4月8日 22時
