全部、偽物。22 ページ23
side：A
「みんな、集まってくれ。」
赤司くんが集合をかけると、バスケ部一軍メンバーがぞろぞろと集まってきた。
みんな、背が高い………。
思わず赤司くんと比較。だけど、また心の中を読まれそうなので、心を無にしておいた。
「1日限定として、2年の文野 Aさんが一軍のマネージャーを務めることになった。」
ざわりと空気が
目立つのは嫌いじゃない。……だって、自分の存在意義がわかるから。
だけど、悪目立ちは嫌いだ。
ここにわたしはいていいの？
ハッと一際強い視線に気づく。みたら、キセキの世代がそこにいた。
だけど、前のような敵意がむき出しな視線ではなく、信頼していいのかを探っているかのような。
まあ、敵意むき出しよりは、ましだ。
「えっと、………よろしくお願いします……っ。」
「オナシャーーースッッッッ！！！！」
みんなの揃った挨拶にゾクリと背筋が震えたのは内緒。
久しぶりのマネの仕事。やばい、………顔がにやけそう…。
急に街中で妄想してにやけても大丈夫なように今まで練習し続けたポーカーフェイスを、いまっ、使うときがきたようだ！！！！！！！
「おい文野。」
「あっはい！！」
いきなり呼ばれるものだから驚いて返事をしたら、声をかけた人がまさかの青峰くんだとは誰も思わないよ……。
背のデカさ、目つきの悪さに圧倒されたけど、やはりかっこいいですな………。
「俺、青峰 大輝。」
存じてますとも………。この学校でバスケ部ったら有名ですよ？ 寧ろ知らない人の方が珍しいと思います……。
なんて、口には出さないよ。
「おまえ、」
「遅れてごめんなさいっ！ ………って、文野さん！？」
「やあ桃井、委員会は大丈夫？」
「うんもう終わったよ！ …それでなんで文野さんが……。」
びっくりしている桃井さんにわたしは少し驚いた。
こいつが本当に男好きなら、恨めるのに……。
桃井さんは優しいんだもん。
赤司くんがことの経緯を話したら、桃井さんが嬉しそうにわたしに近づいてきた。
そして、両手を指に絡ませてきて、ぴょんぴょん跳ねた。
「今日から文野さんマネージャーなんだね！！！ すっごく嬉しい！！！」
「今日から！？ ん！？ 1日だけだよ！？」
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雫@更新おそめ(プロフ) - かなあんこさん» わああ！！ありがとうございます！！この作品でのログインができなくなったので、続編を教えいただいてそちらから読んでいただけると幸いです！！コメントありがとうございます！！！！ (2019年2月17日 16時) (
レス) id: 6d0f7297ef (このIDを非表示/違反報告)
かなあんこ - これからも頑張ってください！ (2019年2月17日 16時) (レス) id: 6f512e0d90 (このIDを非表示/違反報告)
しずく@眠たがり(プロフ) - 彩香さん» 嬉しい言葉ばかり……！！とても嬉しいです！！更新は不定期ですが、完結を目標に頑張っています！！応援ありがとうございます！！ (2018年5月26日 13時) (レス) id: b32b3b54dc (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 夢主ちゃんにとても共感しました！とてもおもしろいです！続き楽しみにしています!!更新頑張ってください!! (2018年5月20日 0時) (レス) id: 4f9723570f (このIDを非表示/違反報告)
本城真央(プロフ) - 夜月郁さん» 共感してくれましたか！！ すごく嬉しいです！！！ ということは、夜月都さまも、かなり辛い経験をなされてるのですか……？ なるべく、皆様に当てはまればいいと思ったので、そう言ってもらえると嬉しいです！ 頑張ります！！！！ (2017年4月12日 22時) (レス) id: 903a53cab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しずく@眠たがり x他1人 | 作成日時：2015年11月13日 18時
