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嫌なものって、
来るな来るなって思えば思うほど来るもので…
ん…？なんか前にもあったなこれ…
ってなわけで
あっという間に日曜日の午前練が終わってしまった…
ふ、服とかどうしよう…
って…いやいや！これはデートではないんだ！
いつも通りいつも通り…
とか言いつつ意識してしまい
薄ピンクの花柄ワンピに白いヒール
ちゃっかりお化粧までしてしまった…
何意識してるんだ私。
で、でもこれくらいはたしなみだよね…うんうん
そう自分に言い聞かせて待ち合わせ場所に向かった。
…
..
.
待ち合わせ場所に着くと
既に準備を済ませたであろう小湊先輩が
校門に立っていた。
「すみません！お待たせしました…」
「ううん？全然待ってないよ？
ってかなに？その格好
デート行くみたいな格好だけど。
そんなに意識してるの？」
「べ！別にそんなことありません！
こ、これは女子としてのたしなみです。」
「ふぅーん？
その割には顔真っ赤だよ？
まぁ、仕方ないからいいところ連れてってあげる。
ほら、行くよ？」
なんだか今日の先輩はかっこよく見えた。
続く (更新停止中)
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作者名：ゆめ | 作成日時：2016年6月21日 10時
