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真一郎君は「退院祝いにバイク完成まで進めておく」と約束してくれた

お母さんと新しいお父さんは真一郎君に酷く感謝を伝えてた

正直新しいお父さんに対してどうしたらいいか分からないのはある

でも、いい人だってのも分かる


様子見て考えよう


マイキー達もお見舞いに来てくれた

エマはギャン泣きしてて宥めるのが大変だ

マイキーは酷く安心して泣くのを我慢しているような顔を見せてたし

場地には「どんだけ死にかけるんだ」と怒鳴られ

羽宮には「ガチで燃えたね家」と言われた



ドラケン「ま、無事で良かったわ」

パー「早く治せよー!今度ポチ見せてやっから」

『...う"ん』

三ツ谷「あんま喋んな?治るもんも治らねーよ」

『へーぎ。すぐなお"る"』

エマ「生きてる、生きてるよぉぉ!!良かったぁぁぁ...Aーー!!」

『泣がない"で、え"ま』

エマ「わぁーん」



どうしよう

すごい泣いてる

撫でても泣き止まない



マイキー「落ち着けよエマ。Aが困ってんぞー」

『ん"?』



名前で呼ばれてたっけ



マイキー「あー......ダメ?」

『...だい"じょーぶ』



いいや、別に

そのあとは三ツ谷に「もう喋んな」と言われ

看護師さんに怒られるまで紙で会話したり頷いたりと皆と過ごした

久しぶりに笑えた気がした



そして私は新しい家族の家で過ごすようになった

前の家からは遠くなった

私はマイキーとドラケンと同じ中学に入学するのが決まった

嬉しくてワクワクするけど

やっぱ、慣れなかった

弟からは「姉さん」と呼ばれるわ

ソワソワ、キラキラした目で見られる

お父さんからよく話をかけられる

自分の心がまだ幼いのか

前の父さんと重ねてしまう

お母さんはよく笑うようになった、らしい

私もお母さんが笑ったところは嬉しいと思うよ

でも、気まづくて居心地が悪かった

中学に上がった頃にはバイクができる

そうしたら走ろう

家の空気は優しくて気持ちが悪い

訳の分からない感情と感覚もして気持ちが悪い

中学生活が待ち遠しい



早く

早く

早く

この生ぬるい気持ち悪さから逃げたい

…あぁ

こういう時にバイクに乗るのは最高なんだろうな

嫌なことも全部風に飛ばしてくれそうで

そこに皆が一緒にいてくれたら

楽しくて

さらに最高なんだろうな

27→←25 ※流血表現あり



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設定タグ:東京リベンジャーズ , ブラスタ , 佐野万次郎   
作品ジャンル:アニメ
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珠羅(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます!制作中ですので、しばしお待ちください! (2022年5月16日 20時) (レス) id: 4ac8565e93 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです (2022年5月15日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年5月12日 0時

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