一輪の花を君に「あんスタ」

#11 ページ12

逆先side


何時間も頑張ってる君ヲ 待っテ



だけド 君ハ 目を覚まさなかっタ




先生「手術は 成功しました。
彼女は 0%の確率に勝ったのですが


意識が戻らなくて…ですね」


夏目「そんな…」



渉「意識が戻る可能性は
どれくらいなのですか？」


先生「はい…同じように…0%に近い確率です」



朔間「まだ 闘っておるんじゃな」


青葉「Aさんが目覚めるその時を
願ってお見舞いに来ますね」




君ハ 目を瞑ったまま 動かなくテ
呼びかけてモ いつものよう二


笑いかけてハ くれなイ…



夏目「僕は 諦めないヨ Aが
目覚めタその時ハ…」


先生「彼女の為にもお見舞いに
来てあげて下さい。ここからは


私たちも彼女の強い意思を信じるしか…
ありません。」



渉「私が来る度に 優しい笑顔で
迎えてくれるそんな貴方が大好きでした


私は あの日 会えた事 嬉しく思っています」


朔間「吾輩と知り合ったあの日
逆先くんと同じように渉がきっかけ

じゃった。見知らぬ吾輩にも
分け隔てなく接してくれる嬢ちゃんが


暖かいと思うた。まだまだ話したい事が
沢山あるんじゃ だから頑張ってくれ」



青葉「知り合った間もない俺にも
暖かく迎えてくれて、辛い時も

心配させまいとAさんは
俺たちに話してくれなかったですよね…


でももし 俺たちに相談してくれていたら
きっとAさんの為に考えたと思います


俺もAさんの笑顔が大好きです！」




師匠…零兄さん…先輩


そうだヨ 僕も同じダ



夏目「僕もAの笑顔が好きだったヨ
楽しそうに笑ったり、時にハ

僕二 甘えてくれたよネ


勘違いさせてしまった時モ 名前で
呼んでくれた時モ 全て 僕ノ宝物


僕にしか見せない顔 見れてたら良いナって…
もっと…一緒に居たいヨ…


僕を置いて逝かないデ… まだ…





僕ノ 気持ち伝えられてないかラ」

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