68話 ページ18
「それは不可能だ。これだけの人数を相手に、国から脱出出来ると思うのか」
「王！」
「危険です！お下がりください！シンドバッド
王！」
シンドバッドの声に、腹の底から憎しみが
一時は、盟友だとも思った。
情を交わしたこともあった
けれど、これ程の憎しみを抱いたのは初めてだった。
「私の能力をナメるな。」
「うーん・・・、これは困った。お姫様のご機嫌が史上最悪に悪い」
肩をすくめてみせたが、目は笑っていない。
互いにわかっている。
7体のジンを従え、覇王と名高いシンドバッドでも、その能力の全てを無効化してしまうAの前では、ただの剣士にすぎない。
一方、Aも持久戦に持ち込まれれば、数の力で圧倒的に不利だ。
つまり、本気でぶつかれば、双方に大きなダメージが出る。
「シン。処刑ってどういう事。」
「練 紅炎は一連の
「紅炎に全ての罪をなすりつけて全てを0にするつもり？そんなの無理。どこかで必ず
「そんなことはわかってるさ」
歌うようなシンドバッドにゾッとした。
まさか・・・、全てわかっていて・・・？
一体。
一体何をしようというの？
これは。目の前にいる男は本当にシンドバッドなのだろうか。
「さあ、戻るんだ」
ダメだ。
例え死んでも、この能力がシンドバッドに渡る事だけは避けなくてはいけない。
「今更、アンタのところに戻るつもりはない」
ドン！！
戦闘態勢に入ったAから、炎のようなルフが立ち上った。
「仕方ない。俺がやろう」
手のつけられない駄々っ子を
バアルを呼ぼうとした、まさにその時。
「待って下さい」
ジャファールだ。
「Aも一度落ち着きなさい。今あなたが飛び出していったところで、処刑には間に合いません」
「意地でも間に合わせる」
今にも飛び立とうとするAの背後を、ヒナナホホとドラコーンが固めた。
けれど、2人とも戦う意思を見せず、あくまで足止めといった様子である。
「いいから、聞きなさい。いいですか、戦において情報戦は基本です。今の今まで眠っていた貴方に、めまぐるしく変わったここ数日の情報は何もない。シンと戦うまでもない。貴方をここで逃したとしても我々の勝利は疑いようがありません」
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飛燕(プロフ) - しーちゃんさん» ありがとうございます。遂に第四章始まりました。宜しくお願いします！ (2018年11月29日 6時) (
レス) id: 0f92dbd5b0 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 飛燕さん» アランくん、本当にお疲れ様でした！！ゆっくり休んで下さいね(>_<)紅炎様は主人公とコレットと暮らせないんですか！？( ；∀；)シャロットの手伝いはいいと思うけど姿変えちゃったら、、、(..)続きがきになります。更新頑張って下さい！！ (2018年11月21日 19時) (レス) id: d93e3097a1 (このIDを非表示/違反報告)
アカリ - 飛燕さん» 判りました！就活活動など頑張って下さい!! (2018年11月18日 9時) (携帯から) (レス) id: 5b0fbd2365 (このIDを非表示/違反報告)
飛燕(プロフ) - アカリさん» 大変申し訳ありませんが、すぐにリクエストにはお応えできません。大変申し訳ありません (2018年11月18日 9時) (レス) id: 0f92dbd5b0 (このIDを非表示/違反報告)
飛燕(プロフ) - アカリさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。文豪スレッドッグスは名前くらいしか知らず、加えて作者自身学生ではありますが、卒業試験や卒業作品展、就職活動など時間が取れにくい状況にあります。 (2018年11月18日 9時) (レス) id: 0f92dbd5b0 (このIDを非表示/違反報告)
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