秘め事 5。 ページ5
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『……んっ、』
あの一松のよく分からない発言から１週間が過ぎ去ったあの日の夜。
ふと、喉が渇いたのか私は目覚めてしまった。どうしても寝付けない。
ふらふら、とベッドから起き上がって階段を下り、水を飲む。
やっぱり美味しいね、水は。この美味しさが分からないとはまぁ世の中の子は勿体ない！！(どこぞのお婆ちゃん)
『あー…寝よ、』
そう階段の手すりに手をつけた時だった。
また、キィ…と扉の開く音がしたのだ。
＿＿＿＿この時、私は扉に向かわなければ良かったのに。
『誰、だろう……もしかしておそ松？』
いつも夜に来る悪魔が来たのかと思ったから。
パチン、と電気をつける。私はそこに居た人物に動揺を隠せなかった。
「……ぁ、」
『……い、ちまつ…？』
一松、確かに一松なのに。
何か違う。その府陰気にゾッとする。
黒いマントを着ている彼の手にはしっかりと鎌が握られている。
私もそうだが、私が起きていた事に一松も一松で驚いていた。
「なんで…寝たから出掛けたのに…」
『……ぁ、…目が、覚めちゃって…』
そう返答すると一松の目付きが変わる。
そして…
『……ひっ、…』
何が起こった？
首もとにつきつけられてる鎌、そして赤い目をした違う一松。
動けない。何かをしようとしても頭が動かない。
あー、もう、どうすりゃ良いの？
「あのさ、俺…死神なんだよね」
『……え？』
どうする？、と尋ねるように私を見上げる彼。
女神様と一緒にいた経験何度もあるし、これからも起こる私にとっては信じるという選択肢しかまずない。
だから、彼は私に信じると聞かなかったのだろう。
「笑えるでしょ？シスターやってんのにこんな事やってんの。
…人を不幸にしてんの俺なんだよ？どう？絶望した？？」
『……。』
ぐっ、と鎌を近づけ一松は笑う。酷く黒い笑顔で。
「だからさぁ……バレちったらしょうがないよねぇ……ﾋﾋｯ」
もう次に何をやるかが分かってしまう私は、ただ静かに口を開いた。
『……守ってくれる、っつったの一松じゃん。』
「……！！」
しっかりと一松を見上げる。
怖い？まぁ、確かにそりゃ怖いけど。
私そんな弱い女じゃないんで。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
ラッキー松
偶数松
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まっP - 続き気になるー！！！！更新頑張ってください！応援してます！ (2016年5月4日 13時) (
レス) id: 336d10781c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン* - 一松が死神.....なんかかっこいいで〜す♪ (2016年5月2日 1時) (レス) id: c5ef828239 (このIDを非表示/違反報告)
書店員。(プロフ) - ヒヨリさん» ありがとうございます…！もっともっとカッコよくさせます！(笑) (2016年4月30日 1時) (レス) id: d85110bd5a (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ(プロフ) - 面白いです！死神一松、カッコイイです…笑 (2016年4月28日 23時) (レス) id: 2817f0b1ba (このIDを非表示/違反報告)
書店員。(プロフ) - まろん＠苗さん» 一松は２つポジションがあったので、どっちも好きだしもう一緒にしちゃえ！と思いまして(笑)同じ人がいて嬉しいです…!!('▽'*はい、更新がんばります!!私もこれ書いてて世界観とかが分かってきて更にどぼんしてしまってます(笑) (2016年4月12日 23時) (レス) id: d85110bd5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：書店員。
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syotenin711/
作成日時：2016年4月7日 0時
