無題７ ページ7
次の日から、私は班長になった。
佐渡さんが抜けるとき、私が班長になれと言われていた。
A「藍澤Aです。班長という立場をフルで活用して班員をこき使いたいと思うのでよろしくお願いしますー」
「よろしくしたくねぇ」
「藍澤上等って…」
宇井「もっと真面目に自己紹介できないんですか」
コオリちゃんは普段と変わらない態度で接してきた。
逆に普通すぎて、昨日のあの言葉がゆめのようだ。
私だけが変に意識しちゃってる。
A「んで、副班長は織田さん。書記がコオリちゃんです」
織田「えー、本日より藍澤班副班長になった織田上等です。このガキにいいようにされないよう、影で実権を握りたいでーす」
宇井「書記の宇井郡です。…真面目に行きます」
「よろしくお願いしますー」
「コオリちゃん今日も可愛いでー」
宇井「あと私に可愛いって言った人にはスクワット100回やらせます」
A「ちょっと待て。書記にそんな権限ない」
ブーブーと言う班員。
自己紹介したけど、佐渡班のメンバーに二人新しい人が来ただけ。
あまり顔が変わらない。
A「まあいいや。早速ですが、やることはたくさんなのでー…そう、ブラッディレディから」
班員が集めてきた資料をまとめたり、経費などをまとめたり。
佐渡さんがやってきたことを私が全てやる。
まだまだ私は若いのに、全部押し付けられた。
A「佐渡さん戻ってこないかなー」
宇井「チンタラしてないで。午後から会議でしょう」
A「そうなのです。初の班長会議…」
睨まれるだろうな。
◆◇◆
A「S1班藍澤班、班長の藍澤Aです。今年度より班長に就任しましたので、よろしくお願いします」
パチパチと歓迎をする気のない拍手。
19歳のガキが何特等に気にいられて班長やってんだって思われてるのか。
媚びうることもしない大人に言われたくないね。
局長「よろしく頼むよ。では、会議の方に移るが____」
A「長かった」
宇井「コーヒー飲みますか？」
A「嫌味か」
宇井「ああスイマセン」
私はコーヒーも紅茶も飲めない。
あの味はどうしても苦手だ。
紅茶は何かまずいし、コーヒーも苦すぎる。
いくら角砂糖を入れても飲めない。
宇井「本当にお疲れ様。4時間くらい？」
A「ああ。ずっと座りっぱなしだ…！」
そう叫ぶと、コオリちゃんは肩をもんでくれたが微妙だった。
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まる - 最高です！！！ (2017年9月11日 2時) (
レス) id: 0af8a34735 (このIDを非表示/違反報告)
果林(プロフ) - もうせつないし郡さん大好きだしつらいです…。更新頑張ってください！ (2017年9月7日 23時) (レス) id: 9802811aec (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - コオリちゃん尊い....！この作品最高です！！！更新頑張ってください！！楽しみに待ってます！ι(´∀`)/ (2017年9月3日 22時) (レス) id: 242ab48235 (このIDを非表示/違反報告)
狐面少女(プロフ) - コメ有難うございました！漫画でもコオリちゃんが見たいですよね！更新がんばります！ (2017年8月31日 21時) (レス) id: 1eb513d048 (このIDを非表示/違反報告)
倫(プロフ) - うわあ大量更新ありがとうございます！最近の宇井さんは目も当てられないくらい可哀想なのでここのコオリちゃんに癒されてます…！これからも楽しみにしてます(´`* (2017年8月26日 21時) (レス) id: 461a7ad2da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐面少女 | 作成日時：2017年8月18日 1時
