第１５７話 ページ8
ジクレアside
翌日支給された服を羽織り
指定された場所へと向かう
其処には既に他の生徒達が集まっていた
アラ「あっ！ジクレアお兄さん！」
ジク「やぁ、おはよう。アラジン」
アラジンと軽く言葉を交わし前を向く
濃紫色の髪色をした露出の高い女性が居た
多分この女性が担当なのだろう
マイ「私は、貴様らの担当教官の、マイヤーズである！！」
マイ「ちなみに貴様ら『コドル６』は落第候補筆頭である！！死ぬ気でやらねば２ヶ月後貴様らは全員追放である！！覚悟しろ！！」
そう言い切ったマイヤーズ教官
マイ「返事はどうした？」
｢「...はい......」｣
《声が小さい！！》
鞭を喰らわない様軽く後に引く
他の学徒達は無残にもボルグを破壊された
アラ「ううっ...」
マイ「おい、そこのチビ！！貴様の大声はそんなものか！？もっと声を出してみろ！！貴様の本気を見せてみろ！！」
アラジンが教官の餌食にされてしまった
アラ「はいっっ！！」
教官はアラジンの胸ぐらを掴み
《声が小さい！！》
床に叩きつけた
マイ「いいか！！貴様ら『コドル６』に足りないものを教えてやろう！！」
マイ「それは......『体力』だ。」
「「た、体力ぅ？？？」」
そう言い教官は俺達の
後ろにあった物を指さした
それはいたって簡単な造りの物だった
金属の棒にぶら下がり
手の力だけで身体を支える
簡単に言ってしまえば懸垂
学徒「ギャアアアアアア！！！」
落下すれば教官の雷魔法の餌食にされる
俺にとってはとても簡単な事だった
ジク「力魔法(ゾルフ)...」
だから少しのハンデを
自身に力魔法をかけ重力を重くしてから
鉄の棒にぶら下がる
ジク「うん。もう少し、重くても良かったかな。」
アラ「ひぎいいいい！！！」
近くで聞こえたアラジンの悲鳴
アラ「ご、ごめんよ〜...僕、体はあまりきたえていないからできないようだよ...」
マイ「貴様らがたかをくくっているのがよ〜くわかるぞ......」
マイ「『魔導師には体力など関係ないのに』そうふてくされているのだろう」
「「............」」
何も言い返せない３名に教官は言葉を続けた
マイ「健全な魔力は健全な身体に宿るのだ...なのに...きさまらは虚弱と言われる魔導師のなかでも虚弱にすぎる！」
マイ「ゆえに、貴様らにものを考える資格はないッッ！！！走れと言われたら走れ！！食えと言われたら食え！！叫べと言われたら叫べ！！」
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爾ｬ亜(プロフ) - nahiraさん» 御指摘ありがとうございます。教えて頂き助かります (2016年12月24日 21時) (
レス) id: f956985d74 (このIDを非表示/違反報告)
nahira - マグノシュタットの魔法階級のことですけど、コルドじゃなくて、コドルですよ！ (2016年12月24日 10時) (レス) id: 7cce701726 (このIDを非表示/違反報告)
爾ｬ亜(プロフ) - Liamヽ(^o^)丿さん» ご回覧ありがとうございます。頑張ります_(-ω-`_)⌒)_ (2016年5月3日 12時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
Liamヽ(^o^)丿 - すっっごく面白いです！更新頑張って下さい!(^^)! (2016年5月3日 11時) (レス) id: 087989daa2 (このIDを非表示/違反報告)
爾ｬ亜(プロフ) - モモさん» ご回覧ありがとうございます。更新頑張ります＿( _´ω`)_ (2016年4月29日 1時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
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