第１５４話 ページ5
ジクレアが帰ってくる前に部屋に戻り
窓の外を眺める
何処を見ても笑顔の人々
魔導師に傅く否魔導士
動き続ける魔法道具
何かが可笑しい街
魔法道具が動く為には魔力が必要
と言うことはあの道具が
使われる限り絶え間なく
誰かの魔力が使われているという事
なのにこの街の人々は笑顔で生活をしている
そう考えると
別の何処かで魔力を
吸収している可能性がある
1番有り得るのは
地下に否魔導士を集め魔力を吸い上げ
それを国全体に回してる
という事
貴「否魔導士が嫌いなあの人ならやりかねないけれど...」
まだ確信ではない
魔力増幅装置とかがあるかもしれないし
地下にも何もないかもしれない
調べてみなければ何もわからない
貴「忍ぶのは得意ですけど、この国はゲートもあるし...」
頭を悩ませていると
ジク「ただいま。A」
扉の開く音とジクレアの声
貴「おかえりなさい、ジクレア」
振り向けば笑顔のジクレア
貴「何かいい事でもあったのです？」
そう問いかければ頷き
ジク「実はね、学院の中を探索していたら面白い部屋を見つけてしまって。」
渡された紙に目を通すと
貴「...人口生命体？」
黒ルフと人口生命体の事が書かれていた
ジク「少し邪魔が入ってしまって途中までしか書き写せなかったけれどね。とても興味深いものだったよ。」
そう言って顔を綻ばせたジクレア
貴「此処に入れば貴方の夢にも近づけるものね...」
ジク「そうだね。でも、此処は...」
貴「ジクレア、この学院に入ってもいいのですよ。学長からの許可も頂いておりますし、それに自分の夢に近づけるのですよ。」
ジク「...うん。」
少し考える素振りを見せ
ジクレアは答えた
ジク「ありがとう。A」
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爾ｬ亜(プロフ) - nahiraさん» 御指摘ありがとうございます。教えて頂き助かります (2016年12月24日 21時) (
レス) id: f956985d74 (このIDを非表示/違反報告)
nahira - マグノシュタットの魔法階級のことですけど、コルドじゃなくて、コドルですよ！ (2016年12月24日 10時) (レス) id: 7cce701726 (このIDを非表示/違反報告)
爾ｬ亜(プロフ) - Liamヽ(^o^)丿さん» ご回覧ありがとうございます。頑張ります_(-ω-`_)⌒)_ (2016年5月3日 12時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
Liamヽ(^o^)丿 - すっっごく面白いです！更新頑張って下さい!(^^)! (2016年5月3日 11時) (レス) id: 087989daa2 (このIDを非表示/違反報告)
爾ｬ亜(プロフ) - モモさん» ご回覧ありがとうございます。更新頑張ります＿( _´ω`)_ (2016年4月29日 1時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
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