第１７３話 ページ24
ドロン様と一緒に長い廊下を歩く
両手いっばいに抱えているのは先ほど完成した資料
１人では持ちきれなかったドロン様のお手伝い
すれ違う魔導士達は私の事を不思議そうに見ていた
貴｢ドロン様...やっぱり私...お部屋から出ない方が...｣
ドロ｢他人の目なんて気にしてんじゃねぇよぉぉ。それに、外出禁止なんて言われてないだろぉぉ？｣
器用に脚で扉を開けたドロン様の後に続き部屋に入る
ドロ｢資料作り終わったぜぇぇ｣
｢あぁ、ありがとう。其処に置いておいてくれ｣
こちらを見ずにそう告げた女性
髪色はドロン様と同じ紫色
1つの疑問が浮かびそれを口に出す前に
ドロ｢あの人はマイヤーズって名前で俺の姉さん｣
ドロン様が説明して下さった
マイ｢そう言えばお前が学徒に手伝いをさせているなんて驚い...た......｣
振り向き様
瞳が合った瞬間マイヤーズ様は言葉を止めた
マイ｢......は？｣
ドロ｢どうしたんだよぉぉ姉さん｣
マイ｢おいドロン。この方は...？｣
ドロ｢ん？Aだぜぇぇ。煌帝国の皇女の｣
みるみるうちにマイヤーズ様の顔色が悪くなり
ドロン様に詰め寄り胸元を掴んだ
マイ｢皇女様に何をさせているんだっ！！｣
私に聞こえない様に小声で
話してるつもりらしいけれど
普通に聞きえてしまって苦笑しながら
貴｢そんなに怒らないで下さい。私もドロン様のお役に立て良かったと思ってますから｣
そう言い微笑めば複雑そうな顔をして
マイヤーズ様はドロン様から手を離した
ドロ｢死ぬかと思った｣
マイ｢そんな簡単に死ぬものか｣
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爾ｬ亜(プロフ) - nahiraさん» 御指摘ありがとうございます。教えて頂き助かります (2016年12月24日 21時) (
レス) id: f956985d74 (このIDを非表示/違反報告)
nahira - マグノシュタットの魔法階級のことですけど、コルドじゃなくて、コドルですよ！ (2016年12月24日 10時) (レス) id: 7cce701726 (このIDを非表示/違反報告)
爾ｬ亜(プロフ) - Liamヽ(^o^)丿さん» ご回覧ありがとうございます。頑張ります_(-ω-`_)⌒)_ (2016年5月3日 12時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
Liamヽ(^o^)丿 - すっっごく面白いです！更新頑張って下さい!(^^)! (2016年5月3日 11時) (レス) id: 087989daa2 (このIDを非表示/違反報告)
爾ｬ亜(プロフ) - モモさん» ご回覧ありがとうございます。更新頑張ります＿( _´ω`)_ (2016年4月29日 1時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
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