第１６８話 ページ19
バルディside
バル｢こんな所に呼び立てて何の様だ｣
シェ｢来てくれたのね。嬉しいわバルディ｣
闘技場(コロッセオ)の観客席
バル｢御託はいい。俺を呼んだ理由を話せ｣
シェヘラザートの向かいの手すりに腰掛け脚を組む
シェ｢貴方を呼んだ理由...貴方が１番わかっているでしょう？｣
少しの怒りを含んだ鋭い視線
その瞳を見据え口角を上げる
シェ｢...何故あんな事をしたの？｣
バル｢何故？そんな事お前が分かる筈が無い。この国だけを守ってきたお前には俺の気持ちなど永遠に分からないんだよ。｣
嘲笑う様に肩を震わせ笑えば
シェヘラザートは眉を密かに寄せた
？｢シェヘラザート様に向かってその態度は、感心しないな｣
不機嫌そうな顔を隠しもせずに現れた男
ムー・アレキウスはシェヘラザートの
静止を無視し俺の前に立ちはだかった
バル｢嗚呼、誰かと思えば出来損ないのファナリスじゃないか。まだ懲りずにその女を追いかけているのか｣
挑発する様にそう言えば胸ぐらを掴まれた
ムー｢いい加減その態度を改めろ。｣
バル｢はは、どっちつかずのお前に言われる筋合いは無い。｣
その言葉の意味が分かったのか
一瞬ムー・アレキウスの動きが止まった
その隙に首元にある布を両手で思い切り掴み
脚を思い切り蹴り後方に全体重をかける
ゆっくりと身体全体が傾き
２人で落ちる
｢ぐぁ！｣
丁度下に人が居たらしくそいつの上に着地する
ムー・アレキウスも受身をとったのか肩膝をついて
こちらを凄い瞳で見ていた
バル｢此処なら武器を使っても誰も文句は言わないだろう？｣
そう言いながらに二対の短長剣を取り出す
それに答える様にムー・アレキウスも剣に手をかけた
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爾ｬ亜(プロフ) - nahiraさん» 御指摘ありがとうございます。教えて頂き助かります (2016年12月24日 21時) (
レス) id: f956985d74 (このIDを非表示/違反報告)
nahira - マグノシュタットの魔法階級のことですけど、コルドじゃなくて、コドルですよ！ (2016年12月24日 10時) (レス) id: 7cce701726 (このIDを非表示/違反報告)
爾ｬ亜(プロフ) - Liamヽ(^o^)丿さん» ご回覧ありがとうございます。頑張ります_(-ω-`_)⌒)_ (2016年5月3日 12時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
Liamヽ(^o^)丿 - すっっごく面白いです！更新頑張って下さい!(^^)! (2016年5月3日 11時) (レス) id: 087989daa2 (このIDを非表示/違反報告)
爾ｬ亜(プロフ) - モモさん» ご回覧ありがとうございます。更新頑張ります＿( _´ω`)_ (2016年4月29日 1時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
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