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ありがとうのじゅもん ページ48

「おい、そこの女。」



「えっ……?」



出会ったのは愛と刻まれた男の子。
いよいよ、始まる中忍試験と敵の影。


………………


甘味処のバイトも終わり、ナルトくん達にと渡されたみたらし団子を片手に家へ帰ろうとしていた。
そんな時だった…。
声をかけられたのは。



「おい、そこの女。」


「えっ……?」



私の事かな…?
振り返り、声の主を見てみれば…。
赤茶色の髪に額に愛と刻まれ、その瞳は暗くて底知れぬ闇が見えた。



「何の用かな?」



少ししゃがみこみ彼と目線を合わせる形で話す。
その様子に驚いたらしく後ずさった少年。



「あ、ごめんなさい。」



この辺じゃ見かけない子だから、多分他の場所から来た子なんだろう。
驚かせちゃったかしら…。




「…別に、おんn((「女じゃなくて、私は野々宮A。君は?」…砂漠の我愛羅。」



…我愛羅くんか。
少し押しが強すぎたかな。



「我愛羅くん、よろしくね。」


「よ、ろしく?」


「うん、あっ…本題に入る?」


「…宿を探しているんだが、○○って所だ。」


「あ、あそこね。私も来たばかりであんまり分からないけれど多分たどり着けると思う。」


「?来たばかり…?他国に居たのか?」


「そんな所、かな?…こっちよ。」



少し迷いかけたものの、無事たどり着けた。
かなり大きな宿、というより旅館。
もしかしてお金持ち?と思うぐらい。



「…助かった。」


「…我愛羅くん、こういう時はありがとうって言うの。お節介かもしれないけれど…。」



挨拶やありがとう、ごめんなさい。は絶対言えるようにしないと…。
けれど、我愛羅くんに何があったのかは分からない。
どうして悲しそうな顔なのかも。



「…礼を言う。あ、りがとう。」


「うん!…あ、もし良かったらこれ食べて?ご家族と一緒に。」


「ッ、家族なんて居ない…。」


「えっ……?」



彼はそう言うと宿へ入っていった。
少しあの悲しそうな顔なのか分かった気がした。



…………


31D[サイダー]から引用

我愛羅が可愛すぎて辛い((

あとがき→←見ちゃダメ!



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悠沙(プロフ) - 前作のパスワード教えてください。 (2018年9月5日 23時) (レス) id: 8b0020531a (このIDを非表示/違反報告)
あお - 前作のパスワード教えてください。 (2017年3月9日 7時) (レス) id: f73bfdd085 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)れな(プロフ) - 前作を見ようとしたらパスワードがかかっていたので良ければ教えてください!p(´⌒`。q) (2017年1月28日 22時) (レス) id: e6bb0cb961 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 私も気になったので、前作を見ようとしたらパスワードがかかっていたのですが(´;ω;`)パスワードが不明なら作者に問い合わせと書いてありました…よければ教えてください (2016年9月12日 16時) (レス) id: d9be1cf673 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラム(プロフ) - 今この小説を見つけて一から見ようと思ったんですがパスワードがかかっていて見れないのですがいつから見れるようになるのですか?? (2016年9月12日 13時) (レス) id: 50d38edf10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すず | 作者ホームページ:http  
作成日時:2015年8月4日 18時

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