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13.希望 ページ13

途端に部屋の中が静かになる。
Aは目を細めると、なぜか嬉しそうに微笑んだ。

「バレてしまうものですね」
「どうして男の人のふりなんてしているんだい?」
「…まあ、大人達が勝手に決めたからですかね。私自身、女扱いよりはましだと思っています。兄からよくぶたれますが」

マギには隠し事は通じないらしい。恐ろしくも感じたが、Aにはアラジンを崇拝する気持ちがさらに強くなるだけだった。

「アラジン殿、この事は、どうか私達二人だけの秘密にしてくださいませんか?」
「うん、わかったよ。白龍おにいさんにもね」

アラジンはルフについて話さないことにした。彼__いや、彼女の中に、まだ黒く染まっていない純白のルフを発見した。それだけでも十分だったからだ。
安心して微笑んだAは白龍の自慢話を始めた。
彼女はきっとアル・サーメンに関わりはあるだろう。けれど今はまだ大丈夫だと自分に言い聞かせるアラジンは、Aの話に相づちを打った。

14.欲望→←12.秘密


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Seere(プロフ) - とまとさん» こうして温かいお言葉を頂くと、やはり占ツクに戻ってきてよかったなと感じます!2年も経ってしまうだなんて自分でもびっくりです(*_*)完結するまで長い時間がかかってしまうかもしれません。ですが、ふと思い出した際にぜひ覗きにいらっしゃってください♪ (2018年10月13日 21時) (レス) id: 602f4a06eb (このIDを非表示/違反報告)
Seere(プロフ) - とまとさん» ありがとうございます!もしかしたらお気づきかもしれませんが、実はこの作品「古の魔法~」の設定を少しだけ模したものです。思い入れがある作品なので、とまと様が覚えてくださってとても嬉しい反面、ちょっぴり恥ずかしいですね(^.^) (2018年10月13日 21時) (レス) id: 602f4a06eb (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 他の作品ではありますが古の魔法のようにシリーズの時からSeereさんのファンです!占ツクに戻っていただいた時は本当に嬉しかったです!この作品を読みはじめて2年もたつなんて信じられないです…ゆっくりSeereさんのペースで作ってください。応援しています! (2018年10月13日 9時) (レス) id: 8aec95c110 (このIDを非表示/違反報告)
Seere(プロフ) - 流羅さん» とても嬉しい言葉を頂きました(*´-`)文章力はまだまだですが、もっと感動してもらえるような作品にするために頑張ります!応援ありがとうございます! (2016年12月28日 16時) (レス) id: 602f4a06eb (このIDを非表示/違反報告)
流羅(プロフ) - とっても面白いです!Seereさんの創る小説は全部語彙力があって、本当に感動するお話です。これからも頑張って下さい、応援しています…! (2016年12月27日 11時) (レス) id: 417529961c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Seere x他1人 | 作成日時:2016年12月24日 0時

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