Knightsに天使が降ってきた【あんスタ】

天使.15 ページ17

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Aが降ってきてからもう少しで１ヶ月が経とうとしてた頃。

それは本当に突然にやってきた



｢うっちゅ〜☆おまえら今日も元気にしてたか〜?｣

｢れ、れおくん｣

｢ん？なんだよ、そんな顔し……て……え、おれ…？｣

｢うおっ、おれめっちゃ若いな！若いってやっぱいいよな〜？うっちゅ〜☆｣



いつもの様にKnightsが根城にしているスタジオへ行けば、固まるおれの騎士達とおれそっくりの

否、おれが居た

え、え、宇宙人なの？ついにおれ、宇宙人とご対面しちゃったわけ？



｢セナもナルもリッツもスオーも、若いなぁ。突然だけど、未来のおれからのアドバイス！おまえらもっと青春楽しめよ〜｣

｢未来のおれ…？｣

｢ああ、言い忘れてた！おれは未来のおまえ。月永レオだ。

______この子を迎えに来たんだ。｣


未来のおれがそう言うと、後ろからヒョコっと顔を出したのは

あの日リッツの上に降ってきたA



なあなあ、まだ15話だぞ？
話の展開早くない？
え、作者が話広げれなくて諦めかけてるとか、おれ知ってるけどさ？



｢随分と自分勝手だねぇ、未来のれおくん？｣


話を進めようと切り出したのはセナだった。
腕組をして、ちょー迷惑って顔してる


｢なんの前触れもなくそいつをこっちに寄越して、俺たちが困らなかったわけじゃない。それでまた、なんの前触れもなくどっから現れたのから、俺たちの意思も聞かずに連れ帰るってどうなのぉ？｣



｢これはおれたち、全員の意思だ。説明もなしに未来から人が来るなんておれだってそんなことあったらビックリだけどさ。もうそうせざるを得ない段階まで来てたんだよ。そして今はAが必要なところまで来た。おれたちがおれたちで居られる場所を作れるところまで来たんだ。ごめんな、セナ…おまえらも。…もちろん、おまえもな。｣



｢え、おれっ!?｣



ほぼボケーってしてたから、急に話を振られてびっくりした！

ああ、でもそっか。
おまえは居なくなっちゃうんだな。


｢あの…少しばかり私たちにも知る権利はあると思うのですが。未来のKnightsは…みなさんは無事なのでしょうか？｣


オズオズと手を挙げたスオーの言葉にピクリと反応を示すA

大人になった｢おれ｣の服の裾を掴むその手は、少しばかり震えているように見える。


｢ああ、それなら______｣


｢__おお、こんな所におったのか！探したぞ。｣



…うーん、何だか話がややこしくなりそうな予感だな！



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