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なんとかお昼休みには半分ほど作業が終わった。
作ってきたお弁当を食べるのに、給湯室でお茶を淹れていた。
和也「ねぇ、お弁当どこで食べるの？」
給湯室の入り口から声がして振り向いた。
和くんは、入り口にもたれながら、腕を組んで、ん？という顔をした。
「秘書課の部屋で…」
和也「大野さんもいないんでしょう？こっち来なよ。ね？」
「うん」
満足気に笑う和くんの後をお茶を淹れたマグカップを持ってついていく。
秘書課の部屋からランチバッグを取りに行って、社長室に向かった。
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応接用のソファの長椅子の方に座ってる和くんの向かい側に座ろうと思ったら、ナンデー！ヨコ！トナリー！ってカタコトで自分の隣をバンバン叩いた。
蓮くんと同じじゃん、と思いながら、和くんの隣に腰を下ろした。
「いつもここで食べてるの？」
和くんにいつもお弁当を作ってあげていても、どこで食べているとか、全く知らない。
和也「うん。いつもはここでテレビ見ながら食べてる。」
お弁当のおかずの卵焼きを一口食べながら、答えた。
「そうなんだ。」
和也「いいね、なんか。ふふ」
嬉しそうに笑うから、思わずつられて笑った。
．
和也「今週末、たまには息抜きしてきたら？」
急な提案に、思わず和くんの顔を見た。
「どうしたの？」
和也「いや、こないだ美容院行きたいとか、なんとか言ってたし。蓮の事ばかりだからさ？たまにはちょっと外で1人でしたいことしてくれば良いんじゃないかなとか思っただけ」
「そう…だね。髪切ろっかな〜」
おもむろにスマホを出して、行きつけの美容院が空いているか調べていた。
和也「土曜日の朝とかは？」
スマホ画面を覗き込んで言った。
「9時半か…。いいね、そうしよう。そしたら12時前には終わるかな？」
和也「そしたら、俺がお昼作って待っててあげるよ。」
「本当？じゃあお願いしちゃおう」
早速予約して、ページを閉じた。
「なぁに？」
わたしの顔を見ながらニヤニヤしてるから、思わず聞いてしまった。
この顔は何か企んでいる顔…。
怪しい…。
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瑤子(プロフ) - 葉月さん» コメントありがとうございます！蓮くん、可愛いですよね〜。こんな息子が欲しいです〜〜！ (2016年12月4日 19時) (
レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - ジュンさん» コメントありがとうございます！話がガラリとと変わっていきます。移行した5章でも、よろしくお願いします！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - リオさん» コメントありがとうございます！はじめまして、そしていらっしゃいませ笑！移行した章では可愛いだけでなく、カッコいい蓮くんも見れると思うので、お楽しみに！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 続きが楽しみです！レンくん可愛い♪ (2016年12月4日 7時) (レス) id: f98425d45f (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 初めて読まさせて頂きました！カッコいい和くんと可愛い蓮くんにずっとニヤニヤしながら読ませてもらいました！続きを楽しみにしてます！ (2016年12月3日 10時) (レス) id: fe1e201bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑤子 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/youko8509
作成日時：2015年11月4日 15時
