132 ページ12
．
久しぶりに働きに出て、がむしゃらになんとかやり過ごしてやっと週末を迎えた。
「じゃあ行ってきます」
和也「ん。いってらっしゃい。」
蓮「いってらっしゃーい！」
玄関先で和くんと蓮くんに見送られながら家を出た。
そういえばこうして2人に玄関先で見送られるのははじめてかも。
なんか、いいな。
なんて思いながら、電車に乗って美容院がある青山まで向かった。
．
長かった髪を10センチほど切って、パーマもかけ直して、ちょっといつもとは違う自分になった気分。
美容院を出て、今から帰るね、とメッセージを送ると、母から突然メッセージが届いた。
『お誕生日おめでとう。和也さん、蓮くんにお祝いしてもらっているのかしら？』
ここまで読んで、ハッと気がついた。
今日、私、誕生日じゃん！
朝から2人に何も言われてないし、私だって気付いてないし、その前にまず2人は私の誕生日を知らないんじゃ…？
って思って、少し考えたけど、考えることも何もない。
ま、いっか。と思って、ありがとうと返信してスマホをしまった。
．
家の最寄り駅に着いて、家までの一本道をまっすぐ歩く。
夜ごはんは何を作ろう、とか、和くんはお昼何を作ってくれているんだろう、とか普通のことを考えて、誕生日のことをまた忘れていた。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1815人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑤子(プロフ) - 葉月さん» コメントありがとうございます！蓮くん、可愛いですよね〜。こんな息子が欲しいです〜〜！ (2016年12月4日 19時) (
レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - ジュンさん» コメントありがとうございます！話がガラリとと変わっていきます。移行した5章でも、よろしくお願いします！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - リオさん» コメントありがとうございます！はじめまして、そしていらっしゃいませ笑！移行した章では可愛いだけでなく、カッコいい蓮くんも見れると思うので、お楽しみに！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 続きが楽しみです！レンくん可愛い♪ (2016年12月4日 7時) (レス) id: f98425d45f (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 初めて読まさせて頂きました！カッコいい和くんと可愛い蓮くんにずっとニヤニヤしながら読ませてもらいました！続きを楽しみにしてます！ (2016年12月3日 10時) (レス) id: fe1e201bdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑤子 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/youko8509
作成日時：2015年11月4日 15時
