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最悪の来訪者 ページ35

雷が鳴って外は雲行きが怪しい。こんな日はのんびりしよう、そう思って食堂に入った瞬間聞こえた悲報。
ク「赤髪がくる!」
最後に会ったのいつだっけ…?
2年は会ってなくて、その前もそこそこ会ってなかった気がする。
「…部屋に帰ろ」
すると、肩を掴まれてそちらを見るとマルコが立っていた。彼の雰囲気から本能的に危機を察知して肩が震える。その拍子に耳につけた雫の形のイヤリングが揺れる。
マ「赤髪はてめえに用があるんだよい。分かったらここにいろ」
「は…い…」
怖い、怒ってる。
シャンクスー、来るなら早く来なさい。

シャ「久しぶりだなーA。2年ぶりか?」
「ええ…そうね…」
陽気に来たシャンクスは自然な動作で私の肩に腕を回す。それを払い落とすと、睨みつける。
シャ「なんだよ怖えな。ルフィのとこにいたんだろ?どうだった?」
「楽しかった。ってか何で知ってるの?」
シャ「なめんなよ。俺にはこれがある」
そう言って取り出したのは一枚の紙。
「ビブルカード?」
シャ「お前のだ」
それを聞いた途端奪い返そうと腕を伸ばすが、軽やかにかわしやがる。
「何勝手に作ってんのよ!一体いつ…!」
シャ「俺を誰だと思ってる」
「バカでアホで変態なおっさん」
シャ「ひでえ!」
「渡しなさい!」
シャ「やだ」
「子供か!」
シャ「大人だ」
ああ言えばこう言う!腹立つ!
ってか左腕ないのにこの身のこなし…やっぱり四皇…!
ハ「赤髪、そのビブルカードちょうだい」
お兄ちゃんがそう言う。
「ちょっと?!」
シャ「しょうがねえな」
「何で本人の了承なしでその取引成立してんの?!」
ハ「それ置いてさっさと帰れ」
シャ「Aを口説いてからな」
その瞬間お兄ちゃんから覇気がダダ漏れになる。
だけどシャンクスはもろともしていない。
ハ「ふざけんなよ。赤髪」
そのままシャンクスに腕を引かれる。
「ちょっ!」
ハ「おい!」
シャ「おとなしくしてな」
シャンクスが敵意を剥き出しにするとお兄ちゃんは一瞬怖い顔をして臨戦体勢をとるが、その隙に私はシャンクスに連れ出される。
「離してって!」
シャ「まあまあ」
力じゃどうしてもかなわない。
くっそ…!
私の部屋に着くと、離される。
何で私の部屋知ってんのよ…!
シャンクスは私をベッドに押し倒すけど、こんな事では動じない。
シャ「俺はな、A。2年前ここに来て驚いた。誰も…お前の事を覚えてないんだ」
そんな事今更すぎる。
自分の事の様に悲痛な顔をする。何でそんな顔するのよ…。

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シュケル - ヒロインも相手をいたぶるのが癖になりましたね!!!! (2016年12月25日 6時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - それにしても驚きましたよねぇ!!!まさかルッチ達がCP0に昇格するなんて!!!! (2016年12月24日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 他のリクも心待ちにしていますよ!!!! (2016年12月24日 10時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - あなたはCP9がお好きなんですね!!!理由は何となくわかります!!!! (2016年12月23日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - なぜCPOを出そうと思ったのですか??? (2016年12月23日 9時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:焔彩 | 作成日時:2016年10月10日 20時

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