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seigaku.02 ページ2

こちらは青春学園中等部
通称、青学(せいがく)

この学園に通う一人の少女の恋愛物語



***

「水野さん好きだ!付き合ってください」

「ごめんなさい、私は高橋君のこと
よく知らないし…同じクラスとして見てるの」

「そ、そっか…そうだよな。ごめんこっちこそ…
もしかして、不二と付き合ってるのか?」

「え、どうして?」

「不二の事だけ下の名前で呼んでるから」

「違うよ。彼は1番仲が良いの、友達だからよ」

「そ、そっか…ならいいんだ」

同じクラスの高橋に告白されたA
結果、振られてしまった高橋は不二の事を聞いた後
そそくさと帰ってしまった


裏から出てきたAに話しかける不二

「また告白されたの?Aちゃん」

「あ…周助君、まさか見てたの?」

「いや、高橋が君を好きなのは知ってたからね。
今Aちゃんが出てきた方から走って行ったから」

「そうなの…最近よく告白されるんだよね
はぁ…」

「そうみたいだね。モテる女の子は辛いね」

他人事みたいに言うが…

「周助君だってモテるじゃない
私が知ってる限りじゃ…3年間で10人だよ?
全部断ってるもんね」

「うん、でも僕はずっと好きな子がいるから…」

「ねえそれって誰なの?」

「さあ…それは秘密だよ。フフフ」

「もう…いっつもそれ!教えてくれてもいいのに。
そしたら私、協力してあげるよ?」

「それはAちゃんには無理だよ」

「え、どうして…?」

不二が無理だと言う理由、それは
彼の好きな人はAだからだ。

「どうしても。ね?フフフ…」

「よく分からないなぁ…」

「僕はその人の隣にいるだけで充分だから、
今のままでいいんだ」

「そうなのか…実るといいねっ
誰か分からないけど応援してるよ、周助君!」

「う、うん…ありがとう(これでも解らないか)」

隣にいるだけでという言葉を発しても
気づかないとは手強いと思った


「今日はこれから部活よね?頑張って」

「うんありがとう。時々見に来てよ、
夏川さんも頑張っているし」

「わかった、今度行くわ」

「待ってるよ。
Aちゃんは今から生徒会だったね」

「うん。手塚君は少し遅れるから
また大石君に頼んどくって言ってたわ」

「わかった。大石に従うよ」

「それじゃあまたね」

「うん、また明日」

不二と別れ、Aは生徒会室へと向かった

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設定タグ:青学 , テニプリ , 手塚国光   
作品ジャンル:アニメ
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- 声のほうの小説も続きが見たいです… (2020年7月18日 0時) (レス) id: 8e11450e23 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 更新ありがとうございます!!!楽しみにしています! (2020年5月22日 23時) (レス) id: 306a0f46b6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅くなりました!少しずつ更新していきます!ありがとうございますっ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - yukinemさん» お返事遅くなりました!ありがとうございます!! (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2020年1月16日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:touko. x他1人 | 作成日時:2019年6月7日 20時

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