【あんスタ】愛が大きい3【男主】

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手縫いしてて思ったんだけど、そういえば、縫い目細かくなきゃじゃない…？



ひぃひぃ言いながら危なっかしくミシンを使う。



奏汰が隣で応援してくれてるので頑張る。



縫い合わせた布を表裏返して、そしてシャラシャラとアレを入れ、返し口を閉じた。





奏汰「みみ、だいじですよ。ちゃんとたってますか？」


A「抜かりないよ。しゃんとしてる」





耳があることを確認したので、そのぬいぐるみの形を整え始めた。


そしてできたもの。





宗「……メンダコ？」





赤くてぷくぷくとしたメンダコの完成〜！


ででん、と俺たちの前に鎮座している。





A「かわいい〜！」


奏汰「あ〜んかわいい〜すてきです〜♪」





わーいわい。


可愛すぎる。




ビーズがたっぷり入ってぷくぷくとしているメンダコを奏汰は大事そうに手で包み込んだ。





A「一応中身ビーズにしたけど……水に入れて平気なんかな」



奏汰「じっぷろっくにでもいれます？？」



A「それでいいのか」





奏汰はそのまま体の向きを宗に向けた。





奏汰「しゅう〜みてください〜」



宗「……ノンッ！！！！！不細工だねっ！！」



A「えっ(ショック)」



奏汰「えぇ…なんでですか…」



宗「目がついていない！！！致命的な忘れ物だよ！！！」



「「あ…」」



宗「ふん、貸したまえ。僕が手直しもしてやろう」





本当に優しいんだから宗ったら(はあと)



こうして2人で作ったメンダコは宗によって更にかわいくなった。






A「あ…そうだ。
夏目が花火大会行こうって。今週の土曜日空けといてね」



奏汰「わ〜♪なっちゃんかわいいことかんがえますね…♪」



宗「…ふん」



奏汰「なっちゃんかわいい〜♪ねぇ、しゅう♪」



宗「な、なぜ僕に振る！！！」



A「あはは」






皆が悶える夏目のかわいさ



花火に向けて各々胸を高鳴らせるのであった。







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