memory３９ ページ44
屋上〜お昼休み〜
私と斎藤先輩が話していると、斎藤先輩の後ろから沖田先輩が顔を出す。
総「何？なんの話してるの？」
斎「見ての通り、東雲が暑さでやられていてな」
貴「･･･げほっごほごほ！」
最近、体調が良くないのか咳が出てしまう
千「大丈夫？ここの所、咳ばっかりだね」
貴「夏風邪かな･･･」苦笑
あはは、と笑うが心配そうに近くには居ないが土方先生や沖田先輩達が私を見る。
総「本当に大丈夫なの？千鶴ちゃんが言ってるように最近、咳ばかりじゃない？(人１)ちゃん」
貴「そんなこと･･･げほっ･･･無いですよ」
ほんとに風邪というわけではない。ただ･･･病気が身体を蝕んでると、私の身体が警告しているサインだと、数日前に行った病院でそう先生に言われたからだ。
更に、今の薬ではあと、どれくらい進行を遅らせる事が出来るのか分からないらしい。
キーンコーンカーンコーン
お昼休みの終了を告げるチャイムが鳴る
先生達や先輩達と別れ千鶴達と教室に戻る
薫「ねえ、あんた大丈夫？」
今は５限が始まって授業中だ。
貴「え？何が？」
薫「顔色、悪いけど？」
貴「え！大丈夫だよ」
と首と手をぶんぶんと振る。しかし勢いよく振り過ぎたのか手にシャーペンが当たり地面に落ちる。
貴「あっ(゜Д゜)」
薫君が落ちたシャーペンを拾い渡してくれる。
貴「≧(´▽｀)≦ｱﾊﾊﾊごめん、ごめん」
と、シャーペンを薫君から受け取ろうとするが、握ろうとするが力が入らずまた落としてしまう。
貴(なんで！？力入れた筈なのに)
薫「はあ･･･何してんの。ドジだな･･･お前」
貴「ご、ごめん」
今度はきちんと握る事ができ、授業に集中したかったけど、さっきの事が頭から離れずに授業は終わってしまった。
………………………………………………………………………………………………
話数的にそろそろ続編行くと思います。
※作者の医療への知識が乏しいため、知っている限りの病状を書いております。デタラメな事も書いております。申し訳ないです。誤認され無いよう、宜しくお願いします。
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - こんばんは。素晴らしいです。 (2015年9月12日 22時) (
レス) id: f9b6a13145 (このIDを非表示/違反報告)
Ren&想夜風 - 沖田さんは何故病院に（笑） (2015年2月2日 1時) (レス) id: c332122e20 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 面白いのと悲しいのが混ざってきます。 (2014年9月7日 1時) (レス) id: 7d40245323 (このIDを非表示/違反報告)
M - 初めまして。いつも楽しく読ませて頂いております。これからも頑張って下さい。 (2014年8月31日 1時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
練 白紅(プロフ) - とても面白いです！しやがれ見ました！めっちゃテンション上がって怒られましたw (2014年8月23日 23時) (レス) id: 583a18df1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：死神兎 | 作成日時：2014年7月21日 22時
