三十九話 ページ11
「最近、白鳩が少なくなった気がする」
「そうか？」
「うん、気のせいかもだけど。そういえば、あのときの白鳩にはびっくりしたな」
「あのとき？」
「ほら、私が風邪ひいたときの。あいつら、死神で間違いないですよね、って何の迷いもなく言ってきたんだもん」
「あれか…もうずいぶんと前な感じがする」
「まだ１ヶ月くらいしかたってないけどね。あのときタタラが来てくれなかったら死んでたかも。ありがとね」
「いや、礼なんていい」
「いーの、私が言いたいんだから！」
そんな話をしている時、店員の一人が上の階からおりてくるのが見えた。その瞬間、Aは理由のわからない寒気がした
「…っタタラ、行こっ」
「え？ちょ、A？」
Aはお金をテーブルに置き、タタラの手を引いて店内から出た。
「…………」
「A？どうした？」
「…何か…嫌な予感がした。あのままいたらいけないような…。それに…何か…懐かしい感じもした」
「懐かしい？」
「…とにかく、帰ろ」
その時、横を大食いが通り、あんていく店内に入って行ったのに、二人は気付かなかった。
「ごめん！豆探すのに時間かかっちゃった！…ん？」
「沙季…どうしたの？」
「あ、トーカちゃん。…なんか、今店出ていった人、見たことあるような気がして…なんか、懐かしい感じもした。今の人の顔とか見た？」
「ごめん、忙しかったし、見てなかった」
「そっか…ありがと」
「沙季ちゃん、コーヒー淹れてくれないかな」
「あっ！わかりました！」
……＿＿＿＿＿＿＿＿＿
☆☆☆☆☆☆☆☆
最近、描いてる絵が雑な気がする…
赤林さん描けるようにしたい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫炎(プロフ) - reさん» すいません！ログインできない状態で載せていたので閲覧期限が過ぎてしまいまして……申し訳ありません…… (2016年3月25日 10時) (
レス) id: 06c6b3f882 (このIDを非表示/違反報告)
re - イラストが１つも見れません。 (2016年3月24日 15時) (レス) id: 8391edba0c (このIDを非表示/違反報告)
紫炎 - おうww (2015年8月16日 13時) (レス) id: 0bc4d4d100 (このIDを非表示/違反報告)
猫姫 - ( ﾟω^ )ゝ 乙であります！ (2015年8月14日 10時) (レス) id: 0938c34ea4 (このIDを非表示/違反報告)
紫炎 - 作ってきた！ (2015年7月24日 16時) (レス) id: 042ead3453 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：bluerose | 作成日時：2015年6月26日 20時
