２ ページ2
M side
その後もダンスレッスンは順調に進み
雅「よしっ！！出来たぁ〜！」
翔「でかしたぞ相葉くん！」
智「ふふ^^頑張ったじゃん」
潤「いいねいいね〜この調子でどんどん行こうぜぃ！」
つい楽しくなってしまった俺らは、時間も忘れてすっかりダンスに夢中になっていた。
そう、ニノの口数が徐々に減っている事にも気付かないくらいに…。
『はい、じゃあ一度頭から通して休憩にしましょう！』
先生の合図でようやく通し稽古が始まった。
『…ワン、ツー、タッタッタンッ！』
サビはみんな完璧！
そのまま２番のＡメロへ突入。
歌割りと連動し短いスパンでグルグルと立ち位置が変わっていく、ある意味難所とも言えるだろう。
…そんな場面で、悲劇は起きてしまったんだ。
和「っっ…;」
移動の途中、いきなりニノの足が止まったかと思えば、そのままふらついてしゃがみ込み、うずくまってしまった。
雅「ニノ！？」
相葉くんが血相を変えて駆け寄る。
そこへ…
智「翔くんあぶないっ…！！」
翔「えっ…うそ！？」
リーダーの制止の声も虚しく、勢いよくターンを決めながらニノの位置へ移動してきた翔くんに、当然それをよけきれるはずはなかった。
“ドンッ！”
鈍い音がしたほうに目を向けると
翔「い……っっ…！！」
床に投げ出されたような形で倒れ込み、震えながら必死に声を殺して痛がる翔くん。
ニノは…！？
雅「よしよし…大丈夫だよーニノちゃん…」
こちらは咄嗟に相葉くんが盾になってくれて無事だったみたい。
智「翔くんっ！」
直後、翔くんに駆け寄るリーダー。
智「よしよし…どこが痛いのぉ？」
翔「うっ…うぅっ…;(泣)」
あらら、翔くん泣いちゃってるじゃん…
とりあえず、彼の指差す方向と状況から察するに、右足首をおかしくしたらしい事が伝わった。
雅「そっかそっか…貧血っぽいね、ちょっとグルグルしちゃったかな？」
和「んっ…」
ニノのほうもあまり上手く喋れないみたいだけど、相葉くんが色々感じとってくれてる様子。
潤「もしもし、ごめんね？緊急事態！すぐ来てくれる？」
俺はとりあえずロビーにいるマネージャーに電話を入れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 527人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゅう(プロフ) - 悠さん» 悠さん、ありがとうございます！！コメントすごく励みになります(*^^*)頑張ります♪ (2018年4月21日 21時) (携帯から) (
レス) id: 09bab4301f (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 移行おめでとうございます(￣∇￣ﾉﾉ"ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ!! これからも投稿を楽しむに待ってます(^_^) (2018年4月21日 20時) (レス) id: 25fb8acde4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゅう | 作成日時：2018年4月21日 16時
