検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:27,502 hit

第190話 試合後 ページ46

御幸side






8回表、2アウト ランナー1、3塁。



打者に真田。



そこに、青道のエースである丹波さんが、今年の夏、初登板した。



多少コントロールが甘くなったが、三振でおとし、攻守交替。






青道4人の投手による継投から、1度もリードを奪われず、事が進んだ。




そして、9回表、2アウト一塁の場面で、轟に打順が回った。




少しヒヤッとしたとこもあったけど、三振に仕留め、ゲームセット。







勝ったには勝ったが、今回もたっぷりと反省会だな。








なんてことを考えながら、バスに向かっていると、






沢村「絶対、負けたくねぇ。」






そう言った。


言ったと言うよりか、宣言だな。







御幸「ま、その前にまず、今日の反省会だけどな。」




クリス「特に沢村はたっぷりとな。」





沢村「たっぷり!!? 」







え、こいつ自覚なしか?


タチ悪ぃな。






御幸「他人事じゃねーぞ、降谷!」






お前もだけど、まずどこ見てんだ、おい。


こいつら、前回の帰りの時にもなかなか帰ってこなくて、絞られたのもう忘れたのか?



神経図太いな。


こいつら、反省してんのか?



最後尾に1年3人がいるが、迷子防止のためか、何人かは何回か確認のために後方を見ている。



過保護かよ!






今もあん時も、桜に見張り番させとけば、気が楽なんだけどな………






クリス「御幸、今日の反省会のことだが、」




御幸「分かってますよ。多分、あいつも同じようなことを言いますよ。」






攻守交替の合間に、何か凄い勢いで、ノートに書き付けていた様子が見えた。


隣にいた他のマネージャーとか選手に、すっげぇドン引きされてたなww








クリス「次の相手についてだが、」






未だ決まっていない次の試合の相手。


ここからは、あくまで“予想通り”の範囲内での話だが、







御幸「もう調べ上げてるんですか?」




クリス「あぁ。同じ山の当たりそうな所とか、強豪校とかな。


後でまた言うが、おそらく……_____」









そこから続いた言葉は、“仙泉学園”についての情報だった。




あの大巨人、真木 洋介がいる学校。




……次の相手も、一筋縄じゃいかねーだろうな。



その前に、凹んでるかどうかはわかんねぇけど、投手陣の反省会だな。






そう思いながら、バスに乗り込んだ。

第191話 長身でカーブ→←第189話 試合前



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 過去 ,   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

愛っち - しろうさぎさん» ありがとうございます!!新人チーム編では、主人公が奥村達と合わせるのが楽しみです〜!! (2018年9月9日 9時) (レス) id: ebb19697f9 (このIDを非表示/違反報告)
しろうさぎ(プロフ) - リクエストありがとうございます! 5の続編に行く前に番外編で書かせて頂きます! 返信遅くなってm(_ _)m (2018年7月1日 9時) (レス) id: 92f43ae53d (このIDを非表示/違反報告)
愛っち - 薬師編では、1年トリオと主人公がこっそり見る場面をお願いします (2018年4月9日 8時) (レス) id: 0d64851062 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しろうさぎ | 作成日時:2017年4月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。