5人の怪盗と生きる宝石 第1幕 【あんスタ】

mission29 ページ34

youside




月永｢おーい！Aー！どうかしたのかー？
はっ！もしかして精神を宇宙人にアブダクションされたのか！？｣


A｢あ、あぶだ…？｣



月永｢うぉ！元に戻ったぁ！ははっ☆面白いなぁ、お前！｣


A｢は、はぁ。｣


(ダメだ。テンションについていけない。)


私はうるさ…いや、元気なレオさんをスルーして司くんの元へ向かおうとする、と…


月永｢スオーなら、自分の部屋にいるけど、鍵閉めてあると思うぞー！｣


A｢へ…？鍵…？｣


そう、わたしはすっかり忘れていた。私が司くんの元へ行っても司くんが私と話してくれるかはわからないのだ。
それどころか、鍵があるのなら引きこもってしまっている可能性もある。


(うーん、あの凹み様なら、普通にノックしただけなら出てきてくれなさそうだし…どうしたものか。)


解決策を探して、私が唸っているとレオさんが私に何かを投げつけてきた。


A｢痛っ！ちょっとレオさん何するんですか。
…って、これ、もしかして…｣


月永｢それ、スオーの部屋の合鍵だ！｣


レオさんが投げつけて来たのはキュートなカップケーキのキーホールダーがついている鍵だった。


A｢なんで…｣


どうして、私に協力してくれたんだろう。


月永｢ははっ☆俺は天才だからな！｣


それだけ言うとレオさんは窓を開けて、窓際に足を掛けた。


月永｢あぁ、リッツには後で会いに行くから気にするな！じゃあな！｣


A｢え！？ちょっと…！？｣


そう。レオさんは窓から飛び降りていってしまった。…ここ3階なのに。



(ほーんと、よく分からない人だなぁ。)


でも、一緒にいて嫌な感じがしないのはどうしてなんだろう。









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♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜
あ、ちなみにアジトは3階建てです。
3階…リビングと夢主の部屋と宝物庫
2階…司、レオ、凛月の部屋とシャワールーム
1階…泉、嵐の部屋と物置
地下に武道場があります。

キッチンはリビングにあるスタイルです。
瀬名のバイクは持ってない設定です。
(瀬名バイク好きな方すみません。)



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