第七十話 ページ32
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アラタ「なんか、すげぇ…暗くなったな」
貴方「…」
浮かない表情で二人は書斎から出て、また廊下を歩き出した
アラタ「今思い出すとさ、あの大事件覚えてるか?」
貴方「覚えてるも何も、あの時の事を忘れているのが凄い話だ」
アラタ「それもそうだな。あの時、Aはソナタに身体を乗っ取られていたから記憶が残ってるのか分からなかったんだ」
貴方「まあ…確かに、結構曖昧なんだけど、凄く辛かったって言う事は覚えてる」
アラタ「…そうか」
貴方「確かに記憶が共通していなかったけど、感情とかは何となく分かった」
Aはあの時の心情を語り始めた
貴方「ソナタが身体の中に居た時、初めは居眠りしているような感じだったんだ」
アラタ「居眠りって…;」
貴方「言い方は悪いけど、実際はそうだったんだ。だけど、その後はジグジグ痛かった」
アラタ「痛いって?」
貴方「よく分からないけど、入れ替わっている時に胸が凄く痛かったんだ。目が覚めると色々と大変な事や、辛い事が起きているから…正直、凄く困ったし苦しかった」
アラタ「…そうだな」
貴方「だけど、それは俺だけじゃなかった…ソナタも同じだったんだ」
アラタ「ソナタが?」
正直、あの時の彼女が傷ついているとは考えなかったアラタは驚いた顔をした
貴方「あぁ、俺が眠っている間だけど…ソナタの気持ちが一瞬だけ揺らめいた時があったんだ。多分、気持ちの中では何処かで苦しかったんじゃないか?ソナタだって、初めから根が悪い人ではなかったらしいし」
アラタ「あぁ。アイツも一応…被害者みたいなものだったし」
貴方「…そうだな」
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アラタ「そういえばさ…話変わるけど良いか?」
貴方「あぁ」
それを聞いたアラタは、自分が今気になったことをAに話した
アラタ「ソナタってさ、最終的にダークミネルバ･改に入っていたんだろう。あれから、アイツどうなったんだろう」
今思い振り返れば、彼女はLBXのまま警察に連行さ、それ以来連絡や知らせ何一つなかった。彼女は一体あの後どうなったんだろうと疑問を抱いたまま二人は、長い廊下を歩いている
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ルンルン(プロフ) - 宇流さん» ありがとうございます(^^)次回の続編からちょっとパニックな話になるのでお楽しみに！ (2015年3月26日 15時) (
レス) id: 4d4e5cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
宇流 - 更新、したんですね。この主人公は駄目でなく、それでいてヒドインでなくて読みやすいので見てて楽しいです。 (2015年3月26日 15時) (レス) id: 9943d17e78 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 宇流さん» いえいえ、気にしないでください。私も人気作者の小説にどうコメントしようか迷う時が何度もあるので気持ち分かります(^^)更新頑張りますね(^^) (2015年3月26日 13時) (レス) id: 4d4e5cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
宇流 - ルンルンさん» 本編の時から見てました。コメントせずにすみません。勇気がありませんでした。本当恥ずかしい話、旅行先で更新をそわそわ待ってました。続編、更新共に楽しみにしています。 (2015年3月26日 13時) (レス) id: 9943d17e78 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 宇流さん» 良かったです(^^;;最近どんどん短小説的になって、ていうかもうなってますよね(ｰｰ;)あんまりそういうコメント無かったので、心配だったんです(^^;;あと少しで、続編入るので楽しみにしていてください(^^) (2015年3月25日 12時) (レス) id: 4d4e5cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンルン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e199810151/
作成日時：2014年7月31日 0時
