トラウマ ページ7
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ｼｽｲ『情報どおり、警備は手薄。そしてフラッグは３つか。』
A『こんなに広い領地なのに、こんなに手薄で良いのでしょうか？裏がありそうで怖いです。』
ｶｹﾞﾄﾗ《そんな心配はない。今回のアラビスタから増援は確認されていないようだ。恐らく、昨日のクルセイド争奪に全てを注いだんだろう。》
カゲトラの言葉に、｢あっ｣とAは声を出す。何事かと思えばスズネが酷く落ち込んでいた。
ｽｽﾞﾈ『何でそんなことしてまで、領地を奪いたがるんやろか？』
A『す、スズネ…。(どうしよう、話をそらさないと)』
ﾀｹﾙ〈前方にジラント１機 ヴェルネル１機を確認。〉
タケルが上手く話をそらしてくれ、小声で｢ありがとうございます｣とお礼を言えば、頷いてくれた。
ｼｽｲ『確実にフラッグを落とした方が合理的だ。』
ｶｹﾞﾄﾗ《俺たちはジラントを倒す。ヴェルネルは任せた》
ｼｽｲ『了解した。』
そして一時はふたてに分かれる第一小隊と第四小隊。スズネの気も、戦えば晴れるだろう。
〈セットアップ 風魔手裏剣〉
ｶｹﾞﾄﾗ『どこへ向けて投げているんだ、スズネ！』
ｽｽﾞﾈ『ご、ごめん。ウチ そんなつもりやなかったんや。今は戦いに集中しなあかんのに！』
A『(やっぱりスズネ、いつもみたいに本調子じゃない)』
風魔手裏剣を外すような彼女ではないことくらい、第一小隊の誰もが理解していた。そしてAは武器を変形させ、ジラントを一撃でブレイクオーバーさせた。
〈セットアップ ゼットハンマー〉
ﾊﾟｱｱｧｧｯﾝ
ｽｽﾞﾈ『おおきに、A。』
ｶｹﾞﾄﾗ《シスイ、そっちはどうだ？》
ｼｽｲ『こちらも片付いた。今は１つ目のフラッグを狙いに行くことだけを考える。』
シスイもどうやら、あっさりと片付いたようでカゲトラと通信をとりながらフラッグを目指す。
ｵｵｼﾞ『ﾍﾍｯ！フラッグ付近にジラントとデクーカスタムＣがいるぜ！』
A『どうしますか？シスイさん。』
ｼｽｲ『ここは私とムネモリに任せてくれ。準備はいいな？』
何事かと思いながら、シスイとムネモリはライフルを持ち ジラントとデクーカスタムＣに支点を集中させた。
ﾊﾟｱｱｧｧｯﾝ
ﾊﾟｱｱｧｧｯﾝ
ｶｹﾞﾄﾗ《さすがだシスイ ムネモリ。お前たちの射撃にはいつも驚かされる。》
A『あ、あんなに離れたところから…、しかも１発でブレイクオーバーさせるなんて。』
ﾑﾈﾓﾘ『弱い…。』
｢よ、弱い!?｣と、ムネモリの小さな呟きに反応を見せたAは目を見開く。
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大空タケル - とってもおもしろいです！最新を期待しています！ (2016年1月11日 18時) (
レス) id: e0655ad094 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - とっても面白いです！！夢主ちゃんとタケル君のラブも「さりげなく」で良い感じです//// (2015年5月5日 20時) (レス) id: 1be8b2f8a5 (このIDを非表示/違反報告)
あくび娘 - 続きが気になります！頑張って下さい！！ (2015年1月14日 22時) (レス) id: 7e2f9e3de1 (このIDを非表示/違反報告)
天原チョコ(プロフ) - もちぇさん» そうですかねぇ…続編に行くペースや話数なんて人によりますよ。 (2014年5月22日 18時) (携帯から) (レス) id: a2d9d882d5 (このIDを非表示/違反報告)
玉英 - なるほど西條ミカドくんってこんなキャラなんだ。西條の所音なしでﾌﾟﾚｲしたからさ。ゲーム沿いだと(主人公の位置も違うからだけど)アニメと違う部分あるし、面白いよね♪キャサリン、頑張れ←あ、呼び捨てOK？ (2014年3月24日 17時) (レス) id: 244901654a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：古城キャサリン☆ | 作成日時：2014年3月10日 9時
