ヤンキーが【刀剣乱舞】審神者やっちゃ悪ぃのかよ？

刀剣による、主の考察的な？ ページ37

演練後､遠征組も帰ってきて､近侍の薬研以外の本丸内の刀剣男士がほぼ集まった(一人不参加､二人厨に居る)

彼らが話すのは最近主になった人間について

｢あるじさま､きょうはあそべなそうですね｣
｢仕方ないだろ､大将は審神者の仕事をやらなきゃなんねーんだし｣
｢そうですけど､僕､主様とお話ししたいです…｣
｢僕も!もっと主と遊びたいなぁ｣

弟達の笑顔につられて笑う一期
｢今日の騒ぎには驚いたが､弟達に此だけ好かれて居るんだ､やっぱり主殿はよい主ですな｣
｢ああ､血の気の多さは否めんが､雑事も進んでやる良い奴だ
茶でも飲んで落ち着けば良いんだ｣
鶯丸は茶を飲みつつのんびりと話す

｢…私は､最初､和睦の出来ぬ輩かと思って居ました……ですが､主は…情深い､方でした…｣
｢…僕も、主はいい人だと思うよ兄様｣
｢僕にはまだ解りませんね、籠の鳥の様には思われてはいないとは思いますが…｣

｢新しい主は小さいからなぁ、俺を扱えるかはまだ解らんな！｣
豪快に岩融が笑う､襖が開き光忠と歌仙が両手に盆を持って広間に来た
｢皆､おやつ出来たよ｣
｢何だか盛り上がっていたね､何を話していたんだい？｣
｢あるじさまのことですよ｣
｢主君の事？｣
｢立ち居振舞いは余り良くないが、時折所作が良いときがある…もしかしたら、元の気質は粗暴では無いと思うよ｣
｢へぇ、歌仙君、主君のこと良く見てるんだね、僕は、伽羅ちゃんと仲良くしてくれる良い主だと思うよ｣

其々、意見を話しているなか、広間の前の縁側で一人庭を見て座っている三日月に鶴丸が近付く

｢なぁ三日月、君は何処で主の違和感に気付いたんだ？｣
｢…なんだ、鶴丸も気付いていたか｣
｢俺は偶々出陣を一緒にしたときに、主が敵を殴って沈めて居てな
アイツ等生身の人の子が殴るには固いだろう？だから腕を見せて貰ったときに、何か違和感があってな？｣
｢ほう、そうであったか｣

｢で？お前さんはどうして気付いたんだ？｣
｢…俺は少し、審神者の事を試してみようと思ったんだが…その時に歌っていた声が、男子にしても高かったからな、昨夜、鎌をかけた｣

鶴丸は立ち上がって三日月を見る
｢ふぅん、天下五剣の君は疑り深いな｣
｢……何の事だ？｣
｢君、今"審神者"と呼んでいただろう｣
｢…知らんな､別に俺一人がどう呼ぼうとあ奴は気にしないだろう？｣

其々話しているが、目線は合わない
光忠が二人におやつを勧めたことで話は一度途切れるのだった

つづく

俺はなにもしてない(多分)→←演練

今日の殴る相手と方法

言い掛かりを付ける審神者に頭突き

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