ヤンキーが【刀剣乱舞】審神者やっちゃ悪ぃのかよ？

昨日は入れなかったな… ページ30

また報告書を書いて、夕飯までまだ少し時間があるので、先に風呂場に行ってみた

少し重い引き戸を明けると、普通に綺麗な風呂に湯が張ってある
『すげー、24時間営業か？』

中に誰も居ないことを確認して、持ってきた荷物を籠に入れて服も放り入れた
風呂場に入り体を洗って湯船に浸かる
『はぁーーーっ疲れが抜けるなーー』

露天と言うわけではないが、壁に囲われていないため、声は響かない
『明日からは夜中にゆっくり浸かるか』
今は夕暮れ時だが、何時誰が来るかわからないから早く上がらなくては、と湯船から出る

『はぁ、別に隠してねぇけど、バラす気もねぇからなー』
さっさと水滴を拭いて服を着る、こんのすけが用意してきた服だが、ほぼ私服と同じ物が揃えて貰えた


肩にタオルを掛けて廊下を歩いていると、エプロンを着けた光忠に声を掛けられた
｢主くん、夕飯の用意が出来たよっ
…お風呂に入ってきたのかい？｣
『あぁ、解った。昨日は入れなかったし短刀とドロケイして疲れたから先に入った、ダメだったか？』
｢何の問題ないよ、皆と一緒に入ったら良かったのに｣
『あー、まぁ、問題なければ良いだろ
広間行こうぜ、飯楽しみだ』
｢あ、ちょっと待って｣

光忠の横を抜けて広間に向かおうとしたら、呼び止められてタオルを取られた
『どうかしたか？』
｢髪、濡れたままじゃ風邪引くよ？｣
微笑んでタオルで髪をタオルで拭かれる

『…なんだか、光忠って……』
｢なんだい？｣
『…主夫って感じだな、料理作れて気が回る、しかもイケメンでさ、羨ましいぞ』
｢あはは、まぁ何時でも格好良く決めたいからね！はい、終わったよ｣
タオルを返され、そのまま二人で広間に向かう

『何時でもか、スゲェな…あ、髪、ありがとな』
｢どういたしまして、主くんは髪を切らないの？前髪長いよね？｣
『また今度かな、今は此ぐらいが落ち着くんだ』

話も区切りがついた頃、広間に着いた為中に入る
既に皆集まっていた
｢主さん、お風呂入ったの？僕一緒に入りたかったのになぁ｣
｢ぼ、僕もご一緒したかったです…｣
｢まぁ、また今度で良いじゃねぇか｣
『あー、問題なければ今度な』

短刀に返事をして、自分の席に着いて手を合わせる
『んじゃ、頂きます』
何故か俺の言葉に合わせて皆食べ始めた
……給食か？


少し浮かんだ疑問は、目の前にある、光忠と歌仙の料理を食べ始めた時には霧散するのだった

つづく

もう休もうぜ…→←え!?驚いたよ!?(投稿者がまた出張るぞ) 最後にこの本丸の刀剣案内有り

今日の殴る相手と方法

言い掛かりを付ける審神者に頭突き

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