【文スト】ジ殺愛好家の弟は。２【太宰治】

５９話 ページ27

　
会議室まで引っ張って行かれて、仕方なく定位置に座る。
　

　

『で、何さ
珍しく呼び出して』
　

「もともとは来なくちゃいけねぇンだよ・・・」

　
　
「まぁまぁ…今回、君達に集まってもらったのは他でもない」
　


『「・・・」』

　
　

　

「‥‥‥＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿２人に合コンに行ってもらいたいのだよ！！」←
　
　


『・・・はぁ？』「・・・はい？」

　


『一寸待って、ふざけてるの？てゆうか、中也はいいけど何で僕迄…
尾崎さんあたりは？え、駄目なの？』

　

「その日は鏡花に誘われておるのでの・・・
すまんな」
　

『・・・』
　



「ま、まず事の発端は…？」

　

「あぁ、そうだったね。
実は太宰くんからお誘いが来たのだよ」
　


『治から・・・』

　
「嫌な予感…」
　

　
　

「まあ、“探偵社が合コンするから来て！”という事でねぇ…
エリスちゃんも“見たい”と云っているし・・・写真だけでいいから！」
　
　

『面倒。厭だ』
　

「そこを何とか！」←
　

「お、俺は…構いませんけど・・・」
　


「よく云った中也！」
　

「Aくんも！！」
　

　

『興味ないもん』
　

「えぇ・・・」
　

　
『・・・』
　

「Aや」
　

『何』
　

「其方が行けば、私(わっち)が何でも好きな物を買ってやろう。
だから、行くのじゃ。そしてその色男っぷりを見せつけてくればよい！！」←
　

『それって尾崎さんの願望だよね？』

　

「まァ諦めろ」
　
　

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・仕方ないなあ………』
　
　
　



「ありがとう！！！！」
　
　
“これでエリスちゃんに怒られないで済むよ〜！”と云う中年にイラつきが増した←
　
　

というか、マフィア幹部が２人も揃って合コンとか・・・
　

最初は作戦暗号(コード)なのかとか考えたのに…
　

　

　

あ〜ぁ、然も今日の午後かららしいし
最悪だよ。探偵社には会うし面倒くさいし・・・
　
　

　
　
　
行きたくないなあ

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