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Remus side
「こ、これ……本当に脱狼薬なのかい？」
あまりの衝撃にどうしても信じる事ができず、口をパクパクしてセブルスを見る
セブルスはフンッと鼻を鳴らして呆れたように全てを説明してくれた
Aが私の為に飲みやすい脱狼薬を作ろうと発案し、セブルスと共に研究を始めたこと
昼間は2人とも授業があるし、脱狼薬は作成する時に特殊な匂いを発生してしまう為夜間の作業になってしまったこと
そして2人がヒソヒソと話していたのは、生徒達や私が狼人間であると知らない人等に脱狼薬を作っていることがバレないようにする為だったと
……全ては、私の為にした事だったんだ
私はとんでもない勘違いをしていたと同時に、Aの底知れぬ優しさに気がついて思わずゴブレットを握り締めた
「………私は、Aになんて事を……」
「漸く理解したか、このうつけが」
「でもっ
それならそうと言ってくれればこんな勘違いは……！」
「それはAに言え、あいつは吾輩がいくら言っても貴様を喜ばせる為だと言って聞かなかったのだ
言わない方が後の喜びが大きくなるとか言ってな」
「………っ」
"リーマス！良い報せがあるんだ！"
Aは、本当に私の為を思って頑張ってくれたんだろう
それなのに私は……喜ぶどころか……
"君の顔は見たくない……出て行ってくれ"
なんて酷い言葉を……ぶつけてしまったんだろう
「………私はっ」
「それを飲んで頭を冷やす事だ
Aは今夜一晩、吾輩が責任をもって預かろう」
「……っそれはどういう事だい？」
「泣きながら部屋を訪ねてきた友人を締め出すほど薄情な性格はしていないのでな
あいつを泣かせた罰だ、今夜は1人惨めに眠るがいい」
「セブルス……っ」
きっと酷い顔をしているだろう私を嘲笑い、セブルスは出ていってしまった
「………」
また静まり返った部屋で1人ゴブレットを眺める
良い香りのする脱狼薬を1口含んだ瞬間、何故だか涙が止まらなくなった
「………っ
Aの……、匂い……っ」
愛おしい恋人の優しい香りが鼻を掠めた
信じられない程飲みやすくなった脱狼薬を味わって、空になったゴブレットを机に置く
そしてそのまま部屋を飛び出し、地下室へ向けて駆け出した
今すぐにでも、Aに感謝と謝罪の気持ちを伝えて力いっぱい抱きしめたくなったのだ
「………っA！！！」
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わさび(プロフ) - イジーさん» 文才なんてありませんけどね！？！？！？こちらこそリクエストくださって本当にありがとうございます！！！！執筆しますので今暫くお待ちくださいませ✨ (2023年1月22日 22時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
イジー - わさびさん» 書いてくださるのですか！？ありがとうございます！鼻息荒くw、詳しくは、書いていないですがこれまたわさびさんほどの文才力があれば、いけますよね！←すみません、よろしくお願いいたします！ (2023年1月22日 18時) (レス) @page26 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - イジーさん» 天才何それ面白そう………ありがとうございます！！！！1人で鼻息荒くしながら書かせて頂きますーー！！！😆 (2023年1月21日 9時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
イジー - わさびさん» リクエスト！分かりました！えーじゃあ、夢主君が惚れ薬を盛られてセブルスに惚れて、それを見たリーマスがうんたらかんたら〜、、みたいなのが見てみたいです！ (2023年1月21日 7時) (レス) @page24 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - イジーさん» ありがとうございます！！！笑 いやぁ……ポップルウェル君も大変ですなぁ！！！(⟵原因はお前) そろそろネタが尽きそうなので、もし良ければリクエスト頂ければ幸いです🥰🥰🥰 (2023年1月20日 21時) (レス) @page23 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年12月11日 0時
