紫苑の嘘 Season1

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2050年、時は長久の時代。
200年間守られてきた平和の終焉の鐘が鳴り響く。

我が国、紫苑(しおん)国も例外ではなく、その時代の渦の被害者であった。

200年の平穏な日々とともに緩くなった軍備、尚且少子高齢社会の紫苑では兵数が慢性不足状態に陥っていた。

この度の戦は、隣国リビアングラスと海を隔てた隣国シャンディガフとの三国戦争である。

舞台は紫苑国松龍(まつりゅう)にある、とある学校。

一見普通の女子校に見えるが、そこは国の直轄下にある軍事学校であった。

”祖国の元に散り、命を惜しむな。”

この訓示を胸に彼女らは今日も誰のかもわからない赤い水を浴び、その手に心臓を抱く。

……全ては、永久なる頂点のために。

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こんにちは、パスタ好きのさらさんです！

先日『それでも私は。4』のお星様が舘様カラーになったのを記念致しまして、遂にこちらの『紫苑の嘘』の更新を始めさせて頂きます！！

実はこの作品は元々実際の友人の名前を借りて執筆した作品で、作者初の完全オリジナル作品となります！

どうぞお楽しみくださいませ！

⚠主人公の名前は変えられません。執筆状態：連載中