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呼び出し ページ4

[放課後、第二視聴覚室に来てください]





私の机の中に入っていた手紙の内容がこれ。





差出人も何も書かれておらず・・





この短い文章が書かれていたのみ。





you 「第二って今使われてない方じゃん?」





古い方の視聴覚室は今や海常カップルの***の一室となっている・・





・・と聞いた





私には縁遠い話しだけど。





you 「・・行くの止めようかな」





無視すればいいだけの話。





でも・・





you 「何でこんな事に・・真面目なのかねぇ・・私は」





勇気を振り絞ってこの手紙を書いてくれたんじゃないかとか・・





いらぬ事を考えてしまう私は・・





まどかに言わせると・・





[お人好しのバカ]





なんだそうだ。





you 「分かっちゃいるのにね・・何で行くんだろうね」





自問自答していると・・





視聴覚室方向から思わぬ人物が歩いてきた。





you 「うわっ・・黄瀬涼太だ」





黄瀬涼太・・





などと呼び捨てにしているけど話した事はない。





クラスは違うし・・





私自身とさほど接点が無い。





まぁ・・





こう言った類の人間と関わると碌な事にならない・・





まだ短い私の人生経験ですらそう言っている。





そんな事を思いながら向こうからやって来た黄瀬涼太とすれ違う。





黄瀬 「何処行くんスか?」





突然話しかけてきたかと思ったら・・





私の腕を掴んだ。





you 「あっ・・あの・・第二視聴覚室へ?」





あまりに突然の事に・・





思わずいつもの口調が緩む。





黄瀬 「第二視聴覚室・・?」





私を引き寄せたかと思ったら・・





壁に押しやった黄瀬涼太。





you 「きっ・・黄瀬涼太が何の用?」





黄瀬 「黄瀬涼太?フルネーム呼び捨てっスか・・(笑)」





この威圧感・・





いつもの調子が出ない。





you 「じ・・じゃあ、黄瀬!どいてよ。私急いでるの」





じっと私を見た後・・





ふっと薄ら笑いを浮かべた黄瀬は・・





黄瀬 「んー・・とりあえず黙ってもらって良いっスか?
で・・黙ってついて来て欲しいっス。分かった?分かったら頷いて?」





私の口を手で塞ぎながらそう言った。





その雰囲気があまりに迫力があって・・





思わず縦に首をブンブンと振ってしまった。





黄瀬 「そっと覗くんスよ?」





そう言って黄瀬は・・





第二視聴覚室のドアを少しだけ開けた。

yes→←隣のクラスのイケメン



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木村良平大好き - 続き気になりすぎて寝れないかも… (2020年3月10日 16時) (レス) id: dfcabd9b14 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの。(プロフ) - 夢主の髪、天パではなく癖毛にした方が…。天パな私からしてみれば違和感を感じました。 (2015年6月23日 11時) (レス) id: e7ff7ad913 (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - しもかじ☆さん» しもかじ☆さんコメありがとうございます!そろそろ続編を公開しようかと思っています。公開した際には宜しくお願いします(*^_^*) (2014年12月11日 19時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
しもかじ☆ - 続編楽しみですっ♪黄瀬くんかっこよ(●^ー^●) (2014年12月11日 18時) (携帯から) (レス) id: 75d6c0a639 (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - 楼@華麗なる小野一族さん» いえいえ・・疑問に思った事はコメ頂けた方が私も嬉しいです(*^_^*)これからも宜しくお願いします! (2014年12月5日 20時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:asako | 作成日時:2014年10月18日 17時

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