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ニセモノエス ページ20

you 「いったぁ・・」





ボーっとしたまま家に帰ってきて・・





母 「先にお風呂入っちゃいなさい」





お母さんのその言葉でお風呂へ行き・・





湯船につかったら目が覚めた。





鏡で自分の首を確認する。





you 「・・歯型ついてるし」





あの時・・





どうしてあんな事を言ったのか・・





なぜ黄瀬を受け入れたのか・・





黄瀬の噛み痕を指で撫でながら考えてみる。





you 「嫌じゃ・・なかった」





別にあの後好きだと言われた訳じゃない。





私だってそんな事は口にしていない。





でも黄瀬は私にこう言った。





黄瀬 「ホントのAは俺専属ね。普段はちゃーんとSしてて下さいっス」





またあの何でも分かってるような笑みを私に見せて・・





黄瀬は帰って行った。





・・待てよ?





冷静に考えるとだ・・





you 「うわぁーっ・・何やってんだ私!」





思わず頭までお湯につかった私。





私の声に驚いたお母さんがお風呂を覗きに来た。





母 「ちょっと何?静かに入りなさい!」





you 「ふぁい・・」





あの黄瀬涼太相手に・・





私は一体何をしてんだって話。





海常一のモテ男・・





ああいう男に関わると碌な事にならないって分かってたのに・・





you 「どっぷりと・・関わってしまった・・」





明日どんな顔して黄瀬に会おう・・





部屋に戻ると・・





ズキリと首が痛んだ。





you 「明日は・・何か貼って行くか」





多分見えないけど・・





貼っておいた方が安心だ。





you 「・・初めて甘えた」





私は・・





いつも甘えられる方だった。





初めてできた彼氏は・・





その男らしい見た目とは裏腹に甘えたがりの人で・・





一生懸命私は強くてしっかりした彼女を演じた。





それが今の私の形容詞に繋がるのだ。





でも・・





私は一方的に別れを告げられた。





少しだけ甘えた結果がそうなったのだ。





『気持ち悪いよ、お前が・・Sのお前が甘えるとか』





それ以来彼氏は作っていないし・・





人を好きになった事もない。





you 「でも・・油断した・・」





ここ何日かで・・





あっという間に黄瀬は私の心に入りこんで・・





この結果へと導かれた。





黄瀬の考えている事は・・





いまいちまだ分からないけど・・





もう一度・・





黄瀬のあの胸に甘えたいと思う自分がいる事に気付いた。

余韻→←ペット



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木村良平大好き - 続き気になりすぎて寝れないかも… (2020年3月10日 16時) (レス) id: dfcabd9b14 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの。(プロフ) - 夢主の髪、天パではなく癖毛にした方が…。天パな私からしてみれば違和感を感じました。 (2015年6月23日 11時) (レス) id: e7ff7ad913 (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - しもかじ☆さん» しもかじ☆さんコメありがとうございます!そろそろ続編を公開しようかと思っています。公開した際には宜しくお願いします(*^_^*) (2014年12月11日 19時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
しもかじ☆ - 続編楽しみですっ♪黄瀬くんかっこよ(●^ー^●) (2014年12月11日 18時) (携帯から) (レス) id: 75d6c0a639 (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - 楼@華麗なる小野一族さん» いえいえ・・疑問に思った事はコメ頂けた方が私も嬉しいです(*^_^*)これからも宜しくお願いします! (2014年12月5日 20時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:asako | 作成日時:2014年10月18日 17時

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