ホントノエストニセモノエム【黄瀬涼太】

フラグが立つ ページ15

食事風景を撮影し・・





まどか 「送信っと・・」





嬉しそうに携帯を眺めているまどか。





すると・・





まどか 「きたぁ！」





まどかの携帯が鳴った。





この着信音は彼氏様だ。





嬉しそうに電話に出た後・・





中村先輩と早川先輩に代わる代わる電話を代わり・・





ぎゃーぎゃーと何かを話していた。





黄瀬 「今日、一緒に帰るっスよ」





そっとこちらを見もせずそう言った黄瀬。





you 「あっ・・さっきは「その話も後で良いっス」」





・・私





今日の放課後終了する気がしてきた。





まどか 「あー・・もう、先輩素敵過ぎ！」





携帯を握りしめ体をくねくねさせているまどか・・





中村 「黄瀬・・今度皆で遊園地行く事になったから。森山先輩も。ってことで・・
えっと・・南の友達。君も参加ね」





・・ここにいる人間は





人に予定を聞いてから何かを計画しようとかそういう心は無いのだろうか。





黄瀬 「モデルの仕事が休みならいいんスけど・・」





中村 「そっちの仕事があるなら仕方がないじゃないか。南の友達「尾澤です！」
あー・・尾澤、お前は来いよ？」





無いね・・





無い！今分かった。





チラリと横を見ると・・





黄瀬 「えーっ・・いつっスか？俺も行きたいっス！」





携帯で予定を確認している黄瀬。





黄瀬 「その日っスか・・何とかなりそうっス！よかったぁ」





こういう時の黄瀬は笑顔が可愛い。





早川 「そうかっ！良かったな。小堀先輩も来る(ら)しいぞ。」





海常バスケ部の集合ってか・・





・・うわぁ





目立ちそう・・





やだなぁー・・





黄瀬 「ドタキャンしたら分かってるっスねよ？」





皆が話しで盛り上がっている中・・





何かを取るふりをして私の耳元でそう言った黄瀬。





その笑顔はまるで悪魔の笑顔！





黄瀬 「そうだ。南っち、彼女をちゃんと紹介して欲しいっス！」





突然そう言いだした黄瀬。





ってか知ってんでしょうが！





まどか 「あっ・・そうだったね。彼女は私の幼馴染で、尾澤A。
ほら、A立って！」





言われるがまま起立して・・





you 「尾澤Aです。宜しくお願いします」





自己紹介完了。





黄瀬 「宜しくっス！Aちゃん」





笑顔が黒いーっ！





しかもAちゃんとか・・





やっぱり今日の放課後私に死亡フラグが立ちそうだ。

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