ホントノエストニセモノエム【黄瀬涼太】

Ｓ・・ツン？ ページ2

you 「はぁ・・何言ってんの？そんな戯言に付き合ってる暇ないから」





とある日・・





まどかと別行動になり一人街をぶらついた私に声をかけてきたこいつ。





たった今私に向かって好きだとこきやがりました。





ってかそっちが声掛けてきてんのに・・





お前が震えてどうすんだって事だよっ！





あほか・・





ﾓﾌﾞ男 「ぼぼ・・僕あなたの事ずっと電車で見て「じゃあこれからも見続ければ？」」





こんな言われ方をしてるのに当の本人は・・





ﾓﾌﾞ男 「やっぱりすっごくタイプです！」





頬を赤くして私をぽーっと見ている。





you 「チッ・・Ｍか」





もじもじしながら立っているこいつ・・





腕組みをしてそいつを見ている私・・





どっちが女だって話しだよ。





ドンッ・・





壁に追い込んだ私は思い切り手をついた。





いわゆる壁ドン。





you 「・・じゃあね」





男を壁ドンって。





・・はぁ





私・・





尾澤Aはこう言った事によく見舞われる。






you 「いい加減にして欲しいわ・・」





１人になった私は思わずため息を吐いた。





窓に映る私・・





肩より下の髪にゆるいウエーブがかかり・・←天パですがね





結構明るめの茶髪にしてる。





スカートは若干短め。





ネクタイかリボンを選べるんだけど・・





いつもネクタイをゆるく巻いている。





友達はいるけどあまり人とはつるまない。





誰かに合わせるのが面倒だから。





そんな私は・・





現在海常高校２年の・・





ピッカピカの女子高生である。





you 「ただいまぁー・・」





都内から通っている私は・・





毎日電車通学だ。





姉 「おー・・お帰りぃ。Aの好きなケーキあるよ」





you 「お姉ちゃん！？大学どうしたの！？」





京都の大学にいるはずの姉がいて驚いたが・・





姉 「あー・・それがさ、中学ん時の担任の先生が亡くなってね。お葬式」





おじいちゃん先生だったよな・・





you 「そっか・・皆仲良かったもんね」





・・中学か





姉 「手洗っといで」





you 「うぃ・・」





私はあんまりいい思い出が無いな。





部屋に入ると・・





大きなぶたねこのぬいぐるみを思いっきり抱きしめる。





これ日課。





you 「今日も抱き心地抜群だね・・」





このひと時が・・





私のお気に入りのリラックスタイムである。

隣のクラスのイケメン→←＊＊設定です

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