�将� ページ4
私が泣き止むまで、家康は傍にいてくれた。
家康「大丈夫か？」
A「....うん」
涙の跡を指で優しく拭ってくれた。
家康「もう逃げ出したりするんじゃないぞ？Aにもしもの事があれば...」
A「なんでそんなに....」
家康「なんでって...」
家康は顔を赤くして下を向いた。
A「具合悪いの...？」
家康「あ、いや...そうじゃないんだが...///もうこの話は終いだ///！早く城に戻ろう」
家康は私の腕を引いて城に向かう
はずだった。
家康はぴたりと足を止める。
家康「お市、殿...？」
私たちの目の前に立っていたのは黒髪の綺麗な独特な雰囲気のある女性だった。
お市「...見つけたわ...」
お市と言う女性は私の方を見て確かにそう言った。
家康「Aに何か用か？」
お市「ふふ、金色さんと居てもあなたは変われないよ？」
家康「お市殿...？何を言って...」
私は家康の腕をぎゅっと強く握った。
家康「...A？」
A「い、や....」
【お市】と言う言葉自体に私は震えていた。
昔、会ったような気がするけど...覚えていない。
いい記憶でない事は確かだけど。
怯えているのが分かったのか、家康は更に強く私の手を握ってくれた。
お市「貴方が来てくれないと...明智様が怒るの ....ね？おいで？市と遊ぼ？」
お市がそう言った瞬間、
黒い手が私たちに襲いかかった。
家康「何をするお市殿っ！？」
お市「ふふふ、金色さん、その子を市に頂戴
？」
家康「すまないがお市殿、Aは渡すわけにはいかない」
お市「...金色さんにはいらない物だよ？市には必要な物...ふふふ」
黒い手は容赦なく襲いかかる。
家康「っ！A！走るぞ！」
黒い手の隙を見て家康は走り出した。
手を引かれている私もその後に続く。
お市「逃がさないわ...」
それでもしつこく追ってくる黒い手に、触れられた草木は枯れてしまう。
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三楓(プロフ) - 三菱さん» コメありがとうございます(*´∀｀*)織田信長の復活＝乱世という事だったので夢主ちゃんが入れ物でなかったら少しは違っていたのかも知れませんね... (2016年9月11日 7時) (
レス) id: ed4329dbeb (このIDを非表示/違反報告)
三菱 - 完結おめでとうございます。この結末を見ると夢主ちゃんが乱世の元凶じゃなかったらハッピーエンドだったかも……と考えてしまいます。今回も素晴らしい作品をありがとうございました！これからも応援させて頂ます！ (2016年9月11日 3時) (レス) id: 9c81714b7e (このIDを非表示/違反報告)
クリスタル(プロフ) - badendだなんて、あたしは思ってませんよ(^-^)家康さんも夢主ちゃんも死に別れちゃったけど、お互いが出会って、忘れられない存在になれただけでも…十分な一時を過ごせたんじゃないかなぁ…。 (2016年9月9日 18時) (携帯から) (レス) id: 012b0e5baa (このIDを非表示/違反報告)
三楓(プロフ) - クリスタルさん» コメありがとうございます(*´ω`*)BADENDで終わってしまいましたが見てくださって本当にありがとうございます！ (2016年9月9日 6時) (レス) id: ed4329dbeb (このIDを非表示/違反報告)
クリスタル(プロフ) - 家康さあぁぁぁあん!!!嗚呼…本当に…お疲れ様でした…家康さんも夢主ちゃんも三楓さんも…本当に完結おめでとうございます!!このお話は絶対忘れません!!またこれからも素敵なお話を書いて下さい、応援しています!! (2016年9月9日 1時) (携帯から) (レス) id: 012b0e5baa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三楓 | 作成日時：2016年7月12日 16時
