�将� ページ2
家康「なんでよりにもよってっ...！」
徳川領を攻めていたのは同盟を組んでいる相手だった。
家康「今は戦う時じゃないだろう！」
かつての友との決戦は間近に迫っている。
本来このような事態はあってはならない。
敵「知るかよ。そんなの乱世だったら通用しねぇんだよ！」
敵兵は城に押し寄せて来た。
家康「何故っ...こんな事にっ...」
家康は強く拳を握りしめ、決意したように家臣たちに命を下す。
家康「守りを固めるんだ！今は兵を失う余裕はない！」
その言葉に三河武士は「応！」と答え、守りを固めた。
なんとかその場は撃退したものの家康には不安が募った。
何故今になって....
先ほどの忠次との会話が脳裏に蘇る
忠次『【乱世の元凶】』
家康は頭を横に振った。
家康「...考えすぎだ。儂までAを信用しなくなってはどうする...」
守ると決めたからには守り通す。
家康は忠次の元へ向おうとしたが、その忠次がいない。
家康「忠次？」
Aの寝ている部屋を開けると、忠次がいた。
家康「ここにいたのか。探した....」
家康は目の前のものを見て瞳孔を開いた。
忠次が短刀で眠っているAを殺そうとしているのだ。
家康「なにをしている！」
家康は咄嗟に忠次にしがみつく。
忠次「離せ」
家康「一体どうしたと言うんだ！何故Aを！」
家康が叫ぶとはっとしたように忠次が気を取り戻した。
忠次「え、お、....俺....なにを...」
自分の持っている短刀を見て、やっと状況を理解した。
忠次「なんで、俺がこんなものを...」
家康「どういう事だ忠次」
珍しく家康は怒ったような声で問いかけた。
忠次「違うんだ家康！俺もよく分からないんだ！気が付いたらここにいて...」
A「何をしているの...？」
はっと振り向くとAが起き上がっていた。
忠次の持っている短刀がAの目に止まる。
A「やっ...ぱりっ...」
Aは涙を目に溜めてその場を走り去った。
家康「A!!」
まだ敵がいるかもしれない。
家康は急いでAを追った。
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三楓(プロフ) - 三菱さん» コメありがとうございます(*´∀｀*)織田信長の復活＝乱世という事だったので夢主ちゃんが入れ物でなかったら少しは違っていたのかも知れませんね... (2016年9月11日 7時) (
レス) id: ed4329dbeb (このIDを非表示/違反報告)
三菱 - 完結おめでとうございます。この結末を見ると夢主ちゃんが乱世の元凶じゃなかったらハッピーエンドだったかも……と考えてしまいます。今回も素晴らしい作品をありがとうございました！これからも応援させて頂ます！ (2016年9月11日 3時) (レス) id: 9c81714b7e (このIDを非表示/違反報告)
クリスタル(プロフ) - badendだなんて、あたしは思ってませんよ(^-^)家康さんも夢主ちゃんも死に別れちゃったけど、お互いが出会って、忘れられない存在になれただけでも…十分な一時を過ごせたんじゃないかなぁ…。 (2016年9月9日 18時) (携帯から) (レス) id: 012b0e5baa (このIDを非表示/違反報告)
三楓(プロフ) - クリスタルさん» コメありがとうございます(*´ω`*)BADENDで終わってしまいましたが見てくださって本当にありがとうございます！ (2016年9月9日 6時) (レス) id: ed4329dbeb (このIDを非表示/違反報告)
クリスタル(プロフ) - 家康さあぁぁぁあん!!!嗚呼…本当に…お疲れ様でした…家康さんも夢主ちゃんも三楓さんも…本当に完結おめでとうございます!!このお話は絶対忘れません!!またこれからも素敵なお話を書いて下さい、応援しています!! (2016年9月9日 1時) (携帯から) (レス) id: 012b0e5baa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三楓 | 作成日時：2016年7月12日 16時
