親愛なる狂気たちへ【石田三成大谷吉継島左近】～番外編～ (ページ13)

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〃（解説と没理由）ページ13

主人公が九尾だった、という結末です。

彼女は九尾であるが故に忌み嫌われ、誰かに愛されたことはありません。
だから人に紛れて人の理性を喰らい、狂気的な愛情を自身に向け、自分も愛されていると思い込みながら生きている……という設定です。

ちなみに刑部さんと出会った当初、彼が親だと思い込んでいた村人は、九尾の正体に気づいた人たちです。
戦場に放り込むことでこれ以上の被害を拡大させまいと思ったのでしょう。
しかし刑部さんが助けてしまった。
それも九尾が持つ幸運のせいだったのかも知れません。……という設定までありました。

それでも尚没にした理由は……

本編ではほとんど登場しない薬師がその時だけ登場して色々ややこしくなると思ったからです(^^;

最終回で突然登場しても「誰だお前！」みたいな感じになってしまうのではないかと。(実際に私は書いている時にそう思いました(笑))
彼は主人公と特に接点もないですし(´｀*)

また、前作の『絶対君子』でオリジナルキャラクターを出しまくったので、今作は流石に出さない方向でいきたいなという私の勝手な意地で没とさせていただきましたm(_ _)m