残酷な天使と残酷な六人の悪魔【おそ松さん】【マフィア松】

残酷　5 ページ8

一「ほら、来ないの？」

『貴方達からどうぞ？』

一「じゃっ遠慮無く！」

ﾊﾞｼｭｯ

『(ナイフ…ね。見たところ毒が入った物…あれで瞬殺するつもりなんだろうけど…)[構造、鎌]』

ﾊﾟｯ

一「！？なんで…今さっきまでなかった筈…」

『油断禁物』

ｻﾞｼｭｯ

一「ガッ！？ゴポッ、ゲホッゲホッ」

チョロ「一松！！テッメェ………！！」

『あら？こんな程度なの？モットワタシヲタノシマセテヨ！！』

チョロ「コイツ………！！」

ﾋﾞｭｯ

『(流石…スピード勝負なだけあってすごく速い、けど)遅い』

ﾀﾀﾀｯ

チョロ「なっ！？何処に…」

『スピード勝負でもこんなに遅いの？正直がっかりした[構造、銃]』

ﾊﾞﾝｯ!!

チョロ「ガッハッ………グッ…」

『チェックメイト』

十四「……ねーえ？おねーさん！」

『あ？何…』

ｺﾞｯ

『！？いっ…てぇ…』

十四「よくも兄さん達を殺ってくれたね、僕いくらなんでも許さないよ？」

『……じゃあやってみせて、貴方のホンキを』

十四「……」

ﾌﾞﾝｯ

『っと…危っな……でも…もえてくる…！！』

十四「！？」

『いいよ！貴方！！モットワタシヲタノシマセテ！！[構造、小型ナイフ]！！』

ｻﾞｼｭｯ

十四「グッ！！！ガッ……ポッ」

『あれ！？どうしたの？！私まだ全然楽しんでないよ！？』

十四「テメェ……」

『キャハハハ！！いいよ！その顔！私大好物！！』

おそ「(ふーん…なるほどねぇ…)」

『ほらほらほら！！！貴方も油断禁物！』

トド「ぇ……」

ﾊﾞﾝｯ

トド「ングッ！！お"え"っ……」

『チェックメイト♪』

カラ「なぁ、残酷な天使」

『ん？なーに？』

カラ「お前、ホントに二つ名通り残酷な天使だな」

『そうだけどー？』

カラ「……でもお前…ただ刺激”だけ”を求めてる最悪の天使なんじゃ無いか？」

『！？私…が最悪…の天使…？』

ｻﾞｻﾞｯ…

＜お前……残酷じゃ無くて只の最低な天使だろ？…＞

＜お前なんか…！！！天使じゃ無くて悪魔だ！！！＞

＜イラナイんだよ…お前＞

ｻﾞｻﾞｯ

『う、私は…イラナイコ…』

カラ「……？」

『ワタシ、イラナイコナノ？ネェ…イラナイノ？ワタシ、残酷な天使ジャナクテ最低な悪魔ナノ？ヤダ…ヤダヤダヤダヤダヤダ！！！！ワタシハ…天使…ナンダカラ…』

ﾌﾗｯ

カラ「！？おいっ！！」

ﾄﾞｻｯ

『う…ぅううぅ………えぇぇえ……』

カラ「(！？泣き出した…！？)」

『うぇえええ………ヒック…えぇええん……ヒッ…』

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