夕空の調べ【テニプリ短編集】【立海】 (ページ2)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:1,484 hit

かかわり（２）ページ2

「こういうところに来るのは初めてだな…」物珍しそうに真田が呟く。

『でしょ！ここのご飯美味しいんだよ～。メニュー決めようよ！』

私はメロンソーダを二つのグラスに注いで席へ戻り、真田にグラスを渡した。

「こういう飲み物も初めてだな…」

『真田いつもお茶とスポドリばっか飲んでるもんね』

「む、茶もスポドリも効率的な水分摂取にはもってこいの飲み物だ」

『だから赤也にジジ臭いって言われてるんだよ～』

「なに！？赤也がそんなことを言っていたのか？」

(やっば…ごめん赤也)

「明日の朝練前に話をせねばな」

赤也許しておくれ…今度ジュース奢るから…

そうこうしているうちに料理が運ばれてきて、それぞれメニューを口に運ぶ。

「ほう、なかなかいけるな」

『おいしいね～』

食べながら今日の部活、学校で会ったことを話す。

ふとメロンソーダが飲みたくなり、グラスに手を伸ばして飲んでいると、真田が慌てふためきだした。