「過保護六人」 ほのぼのと日常。 ページ8
小「ゆづゆづ！」
伏「…いってもいいですよ。そろそろ私も坊ちゃんのお迎えに上がらなければなりませんし。」
何も考えないで言ったことに後悔する。
けどゆづゆづはため息交じりで許してくれた。
きっとそれは嘘。
私に言ったのは優しいウソだった。
ただ…さっきから夢野屋さんへの殺気がすごいんだよねえ…ｗ
こら、やめなさい。
私を構うのはいいがそれは止めなさい。
佐賀美先生はさっさと帰っていた。
ゆづゆづも勝手にいなくなっていたために私たちだけになる。
ぐるんと振り向いて、夢野屋さんの手を取った。
小「私、猫屋敷小町！２−Ｂでいろんなところのプロデュースを務めてます…ってプロデュース科だから当たり前か。とにかく、案内するよ！うん、案内するよ！」
夢「…あ、夢野屋あんずです。２ーAです、よろしくお願いします！」
「じゃああんあんだ〜」と手を取る。
へ？と首を傾げたがおかまいなしに教室を飛び出た。
まずは一階。
小「一階は職員室と視聴覚室とかミーティング室とか。特に授業には関係のない部屋が多いかな。でも理科室と家庭科室は一階ね。あ、布とか備品を頼みたいときは職員室で申請書もらって事務室に届ければ２〜３日で届くよ。じゃ、二階！」
夢「えっ、ちょっ！」
そしておなじみ二階。
小「二階は教室メイン。あと図書室にうーん…何かあったっけ？まあ、基本アイドル科の皆はこの辺うろついてる。」
夢「え、…だれもいませんが。」
小「それは後々のお楽しみ〜」
メモを取っているところ悪いけど私もちょっと忙しいので次行くよ、と声をかける。
三階。
小「ここに特別教室とちらちら部室。あとレッスン室。」
夢「レッスン室ってことは…」
小「そーゆーこと！」
人差し指を立てた。
ただいま絶賛ドリフェス前なものだからこうしてみんなレッスン中なのだ。
小「また後日プリントを渡しておくよ、今絶賛レッスン中の理由。」
夢「あ、ありがとうございます！」
さて、早くも四階。
小「四階もレッスン室あるかなー。あと部室がちょいちょい。そのくらいかなー？ってことで私ちょっと手芸部行かなきゃだから。なにかある？あ、校舎外は明日のお昼休みに紹介する！で、なにかあったらこれに連絡してね。」
ちゃっとメモにアドレスと電話番号を書いた。
あんあんは「じゃあ、いっかい職員室に向かうので」といって解散。
さて、しゅー先輩のとこ行くか。
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Grace(プロフ) - 朱憑（さぶ）さん» 朱憑さんありがとうございます。元・暇じゃない暇人です。こんな駄文を気に入ってくださりありがとうございます。ご感想嬉しいです！ジャンルは異なりますが、現在占ツクさんで最後の作品を書いているところです。もし興味がありましたら是非ともよろしくお願いします (2022年12月18日 17時) (
レス) @page7 id: 6b8c29da34 (このIDを非表示/違反報告)
朱憑（さぶ） - 暇じゃない暇人さん。数年間（最近見始めたのでいつからやってるのか（汗））お疲れ様でした！！とても面白く何周もしています！！本当にお疲れ様でした (2022年12月6日 14時) (レス) @page14 id: 369ab47d46 (このIDを非表示/違反報告)
暇じゃない暇人(プロフ) - 天城寧胡さん» 頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2017年9月14日 13時) (レス) id: f9aa411c9b (このIDを非表示/違反報告)
天城寧胡(プロフ) - 頑張ってくださいね！ (2017年9月13日 21時) (レス) id: 1c6f6f17e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇じゃない暇人 | 作成日時：2017年8月12日 21時
