【あんスタ】拝啓兄者を愛している貴方へ (ページ7)

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7#兄者に対して、長年愛を捧げてくれた貴方。ページ7

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私は…

俺は…

我輩は…

絶対にAを幸せにしなくてはならない

それが当たり前の事じゃから

『今の演技…どうでしたか？
あの、零さん…？』

『…こっち今見るな』

(可愛すぎｯｯ！)

あの時から…ずっと惚れてた

Aの演技を見てから、ずっと惚れてた

『絶対に女優になれよ！』

『じゃあ零さんは、アイドルになって下さいね！』

約束も、忘れてた

大事な約束なのに…どうして忘れてしまったのか…

『零さん！今日はお疲れ様でした！
とっても格好良かったです！』

『へっ、当たり前だろ』

この時も…

『零さん！どうして急に…！』

『煩い、今は引っ込んでてくれ』

この時も…

『アイドルの零さんも、勿論好きです

でも私は！

一個の人間として、朔間零が好きです！

何の肩書きもない、ありのままの朔間零が好きなんです！』

告白してくれたのに…

我輩を愛してくれていたのに…

我輩はそれに気づかなかった

『ごめんなさいｯ…今は、誰にも会いたくないんです…』

そして、Aの心がこんなになるまで、我輩が傷付けた

そしてやっと、我輩はAと共に生きる決意を決めた

やっと、好きって気持ちが分かった

やっと、誰かを愛する事ができる

特別な存在では無い、ありのままを愛してくれる人を、我輩は守り愛していく

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